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食と体調管理

「思いに応えようというのが競技を続ける大きな支え」スキージャンプ・船木和喜のジャンプを続ける原動力と日々を支える食習慣

松原孝臣

2026.02.09

写真撮影:岩瀬孝文

写真撮影:岩瀬孝文

――2002年のソルトレイクシティオリンピックに出場されて以降、オリンピックという舞台には届かない状況が続きました。そのなかでも選手としてジャンプを続けて、現在も大会に出場されています。その原動力は何でしょうか。

 今もスポンサーとして支えてくださる会社があります。結果が出ていない僕を支援してくれるってすごいことだと思うんですね。そうした思いに応えようというのが競技を続ける理由の大きな支えになっていますね。もしもスポンサーさんがいなくなったとしても、そのときはアマチュアとしてできるだけジャンプをやりたいなっていう気持ちはあります。

――改めて現在の活動の状況を教えていただけますでしょうか。

 札幌を中心に試合に出ています。年間で10試合まではいかないくらいですね。

――50歳になっても試合に出て飛べること自体が驚きですが、例えば体作りやコンディションはどう意識しているのでしょうか。

 できるだけ体を動かそうという気持ちで、仕事の合い間には必ず歩く、走る、を意識しています。あとは階段を使うことですね。札幌の自宅には家の中で練習が全部完結できるぐらい道具をそろえいるので筋トレなり、それなりのことはやってます。
 
――食事も重要だと思いますが、どのようなことを心がけてきたのでしょうか。

 食事の内容は10歳ごとに大分変わってきた印象ですね。食べる量だったり、体の代謝量が変わってきたので、それに合わせて練習量を考えたりしなくてはいけないと感じます。一人のときはコンビニで済ませてしまったり、外食が続くことがありますが、札幌にいるときは奥さんが全部考えてコントロールしてくれるのでとても助かっています。完全に手の上で転がされていますね。(笑)

――日本代表としては海外遠征が多かった頃はどうしていましたか?

 僕の時代は海外で日本食やアジアの食品を買えるスーパーなどはなくて、見たことのないの料理や食材がけっこうありました。好き嫌いがあまりないので現地のものをなるべく食べるようにしながら、量はコントロールして体重の上限を守ることを意識して管理していました。好き嫌いがないおかげで、ビュッフェのときはいろいろな料理を偏りなく食べられたので自然と体調管理にもなっていたのかもしれないです。

--食材としてのきのこの印象を教えてください。きのこはお好きでしょうか?

 北海道には「落葉きのこ」というのがあります。北海道だけの言い方かもしれませんが、秋に採れるものでよく食べていましたね。天ぷらが好きで、例えばマイタケだったり天ぷらにすると美味しいきのこってたくさんあるなと思いますね。シチューも好きな子どもだったので、シチューの具材で食べていた印象もありました。今もきのこは好きで、家ではスパゲティの食材として使ったりしています。

--きのこは栄養面が高く低カロリーです。腸内環境の改善の働きもありますが、これまでに栄養について学ぶ機会はありましたか?

 いや、きのこは本当に好きで食べているというところですね。

 一時期は食事のメニューをトレーナーや栄養士の方にお願いしていましたが、全日本の遠征になると、すでに考えられたメニューを用意して頂けていたので自分自身で勉強したり、意識をしたことがなくて知識はあまりないのが正直なところです

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