昨季のペルージャは、前年王者の自信と余裕をうかがわせるパフォーマンスでシーズン前半を無敗で終えた。しかし、後半戦はコッパイタリアの準決勝敗退が尾を引いて直後のリーグ戦で2連敗。その結果、トレンティーノに得失セット差で首位を譲ってレギュラーシーズンを2位で終え、プレーオフ準決勝で同3位のチヴィタノーヴァに敗れて決勝を前に姿を消した。
「同じ失敗はしない」と今シーズンを送る中で何度も口にしてきたアンジェロ・ロレンツェッティ監督。チームは昨季と一線を画した慎重かつ堅実なアプローチに徹した。先述の通り、前半にチームを支えた石川が負傷した際はセメニウクとプロトニツキが奮闘。他にも主力に故障者が出たが、その度に任された選手が奮戦し、チームメイトの不在を埋めてチームを救った。どの試合でも終了まで緊張感をたたえ緩むことのなかった選手たちの表情が、今季のチームの姿勢を映し出していた。
そして、プレーオフでは大きく点差が開いた厳しい状況をセットの後半や終盤にたびたび覆し相手の気勢を削いた。
「相手(チヴィタノーヴァ)がもっとクオリティーの高いバレーボールをやっていたら(5点差から逆転した)決勝第2戦の2セット目も多分取れていなかったと思います。(ネットインのサービスエースなど)運が味方した場面もあったとは思いますけど、僕らが最後まで1点を大事にプレーし続けたことが結果につながったと感じています」
イタリア初年だったモデナでのコッパイタリア優勝に始まり、ペルージャ移籍1年目の昨季にMVP受賞で華を添えたスーペルコッパ優勝、2年目の今季はスーペルコッパ連覇と念願のスクデットをついに獲得。イタリア11シーズン目にして国内リーグ制覇を成し遂げた。
「キャリアに新たなページを加えることができました。それはプラスとして捉えています。でも、プレーできなかったっていう事実はあるので、それをこれから自分に落とし込んでもっともっと強くなるために戦っていきたいと思っています」
背番号14のシーズン最終章は欧州最高峰の舞台CEVチャンピオンズリーグ“ファイナル4”(日本時間5月17、18日/開催地トリノ)。昨季王者ペルージャは連覇に向けて、ポーランドリーグでプレーオフを3位で終えたPGE プロジェクト・ワルシャワと準決勝で対戦する。
取材・文●佳子S.バディアーリ
【動画】イタリア11年目で初めてスクデットを獲得した石川祐希、試合後に笑顔の優勝インタビュー
「同じ失敗はしない」と今シーズンを送る中で何度も口にしてきたアンジェロ・ロレンツェッティ監督。チームは昨季と一線を画した慎重かつ堅実なアプローチに徹した。先述の通り、前半にチームを支えた石川が負傷した際はセメニウクとプロトニツキが奮闘。他にも主力に故障者が出たが、その度に任された選手が奮戦し、チームメイトの不在を埋めてチームを救った。どの試合でも終了まで緊張感をたたえ緩むことのなかった選手たちの表情が、今季のチームの姿勢を映し出していた。
そして、プレーオフでは大きく点差が開いた厳しい状況をセットの後半や終盤にたびたび覆し相手の気勢を削いた。
「相手(チヴィタノーヴァ)がもっとクオリティーの高いバレーボールをやっていたら(5点差から逆転した)決勝第2戦の2セット目も多分取れていなかったと思います。(ネットインのサービスエースなど)運が味方した場面もあったとは思いますけど、僕らが最後まで1点を大事にプレーし続けたことが結果につながったと感じています」
イタリア初年だったモデナでのコッパイタリア優勝に始まり、ペルージャ移籍1年目の昨季にMVP受賞で華を添えたスーペルコッパ優勝、2年目の今季はスーペルコッパ連覇と念願のスクデットをついに獲得。イタリア11シーズン目にして国内リーグ制覇を成し遂げた。
「キャリアに新たなページを加えることができました。それはプラスとして捉えています。でも、プレーできなかったっていう事実はあるので、それをこれから自分に落とし込んでもっともっと強くなるために戦っていきたいと思っています」
背番号14のシーズン最終章は欧州最高峰の舞台CEVチャンピオンズリーグ“ファイナル4”(日本時間5月17、18日/開催地トリノ)。昨季王者ペルージャは連覇に向けて、ポーランドリーグでプレーオフを3位で終えたPGE プロジェクト・ワルシャワと準決勝で対戦する。
取材・文●佳子S.バディアーリ
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