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始まった新シーズン、2020年「リーグ・オブ・レジェンド」現環境の流行は?

THE DIGEST編集部

2020.04.01

 競技シーンにおいてチームの構成に求められるのは「安定性」「ある程度のチャンピオンパワー」そして「勝ち筋」の3つだ。安定性は普段の力を上手く出せるかにもよるが、チャンピオンパワーや勝ち筋については環境によって大きく異なる。

 現環境のチームスタイルは大きく分けて、序盤からゲームを動かし先に取った有利で勝ち切るか、後半の集団戦を見据え試合時間を引き延ばすように戦うかの2つがある。このようなスタイルとなった要因は現環境におけるエレメンタルドレイクの価値、そしてドラゴンソウルの価値によるものだ。1、2体のドレイクを倒した所でチームにもたらす恩恵は微々たる物だが、4体倒しドラゴンソウルを獲得した時の影響力は凄まじい。必然的に重要となる3、4体目以降のエレメンタルドレイク獲得に向け、序盤から影響力の高いチャンピオンを揃えその時間帯までに有利を築いておくのか、その時間帯に強いチャンピオン達を揃え、集団戦のパワーを活かすのかはチームの起用次第だ。
 
 ここまでの話から分かるように、現在のLoLにおける主役はボットレーンになっている。ボットレーンで有利を取れればエレメンタルドレイク獲得に繋がり、エレメンタルドレイク獲得は最重要バフの1つ、ドラゴンソウルの獲得に繋がるからだ。ジャングラー達はいかにボットレーンで有利を作るか、または作られた場合にどこで取り返すかを中心にゲームを動かしている。このため現環境ではボットレーンに序中盤からある程度強いマークスマンを置くのがセオリーとなっており、ほとんどのチャンピオンに対して序盤の有利を握りやすい「ミス・フォーチュン」や11月末に実装された新チャンピオン「アフェリオス」、回復とダメージを両立出来るスケーリング型キャリー「セナ」を見る機会が増えた。パッチ10.3にて強化された「エズリアル」を含め、この4体が今シーズンの競技シーンにおいて中心となるチャンピオン達だろう。単体の性能があまりにも高い「セト」は言うまでもなく現サモナーズリフトの最強チャンピオンだが。
 

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