また、この日のラウンドではメンタル面の強さも見せた。スタートの1、2番ホールで連続バーディを奪ったものの、そこから15番までずっとパーが並ぶ。イライラが募りそうな展開だったが、16番で3メートルのスライスラインを沈めると、17、18番と3連続でバーディを奪ったのだ。「17番はミスパットだと思ったのが入ったラッキーもありましたが、上がり3ホールではいいプレーができたと思います」と笑顔を見せた。
最終日最終組でのラウンドはプロの試合では初めてだが、特に気負いはない。「優勝を目指したいですけど、自分のプレーに集中できればいいなと思います」と控えめだ。たとえ勝てなくても、上位でプレーすること自体が、必ずや今後のゴルフ人生に役立つと考えているからでもある。そのうえで結果がついてくればいいというスタンスなのだ。
今年の1月、ジャンボの誕生会で抱負を語ったとき、「シード権獲得と最終戦のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップに出場することです」と師匠に誓った西郷。最終日のスコア次第では、あっさりとその目標をクリアしそうだ。
取材・文●山西英希
著者プロフィール/平成元年、出版社に入社し、ゴルフ雑誌編集部所属となる。主にレッスン、観戦記などのトーナメントの取材を担当。2000年に独立し、米PGAツアー、2007年から再び国内男子、女子ツアーを中心に取材する。現在はゴルフ雑誌、ネットを中心に寄稿する。
【PHOTO】渋野日向子、原英莉花、勝みなみ、新垣比菜…日本女子ゴルフが誇る"黄金世代"を厳選フォトで一挙紹介!
最終日最終組でのラウンドはプロの試合では初めてだが、特に気負いはない。「優勝を目指したいですけど、自分のプレーに集中できればいいなと思います」と控えめだ。たとえ勝てなくても、上位でプレーすること自体が、必ずや今後のゴルフ人生に役立つと考えているからでもある。そのうえで結果がついてくればいいというスタンスなのだ。
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