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格闘技・プロレス

新日本・YOSHI-HASHIがうれしいタイトル初戴冠に「さすがに泣きそうになっちゃいました」

どら増田

2020.08.10

CHAOS対決となった決勝は、皆の

CHAOS対決となった決勝は、皆の"CHAOS愛"が感じられる戦いとなった。(C)新日本プロレス

 新王者組は「この3連戦は YOSHI-HASHIが全てだろう。これが獲れたのも YOSHI-HASHIのおかげだ。ここにくるまでさんざん、レスラー、マスコミ、ファンに色々言われてきただろ?でも、本人はよ、着実に一歩ずつ一歩ずつ、ゆっくりだけど着実に前を向いて歩いていた。その証だよ。いいんだよ。何言われようが、何を思われようが、何年かかろうが辿り着きゃいいんだよ。辿り着いただろ、今日。これからよ、今まで色々言ってきた野郎どもをよ、黙らせるぐらいの試合をすればいいんだよ。なあ、YOSHI-HASHI?」と普段あまり語らない石井がうれしそうにYOSHI-HASHIに振る。

 するとYOSHI-HASHIは「そうっすね。1個やって、3個進む人間もいれば、10個進む人間もいるしね。その半分の人だっているよ。たぶん、今こうやって見ている人たちっていうのはね、一歩進んでもそんななかなか進めない人が多いんじゃないかなと俺は思っているよ。諦めつかないでやってきたっていう、その自負があるから…。自信あるよ、それだけは。だから、何言われたって、『お前、それやってみろ』と。俺はそれだけ。もう自分を信じるしかないから。誰も助けてくれないから。でも、石井さん、後藤さんと、タッグリーグに一緒に出て、あと一歩のところで栄冠掴めなかったけど、今日こうしてベルトを掴んだのはめちゃくちゃうれしいですね。結構僕、感動するような映画を見ても涙出たことないけど、今日はさすがに泣きそうになっちゃいました(笑)。それも正直なところ」とコメントした。

 後藤は「本当、俺はYOSHI-HASHIから夢をもらったよ」とYOSHI-HASHIを称えた。
 
 さらにYOSHI-HASHIは、「NEVERをこの3人で獲ってさ、個人的にはだよ?後藤さんがIWGPのヘビー獲るの、俺は見たいからさ。もちろん石井さんもそういうのを見たいから。もちろん俺もね。NEVERというのが今後IWGPとかそういうところに行く鍵だと思っている。このまんまじゃ絶対終わんないから。戦って、戦って、俺たちは屈しないから!また明日から戦っていくから。ありがとうございました。3人でベルト獲れて、心から本当によかった。これで次シングル獲ったら、泣いちゃうよ、俺はね(笑)。泣いちゃうから」と最後はYOSHI-HASHIがIWGPブランドについても言及した。

 3人ともIWGPヘビー級王座は未戴冠なだけに、この勢いに乗りたいところ。長期政権に期待したい。

◆新日本プロレス◆
『SUMMER STRUGGLE 2020』
2020年8月9日 観衆 698人(札止め)
東京・後楽園ホール
▼第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント決勝戦(60分1本勝負)
オカダ・カズチカ&矢野通&●SHO(24分18秒 片エビ固め)後藤洋央紀&石井智宏○&YOSHI-HASHI
※垂直落下式ブレーンバスター
※後藤組が第21代王者となる

文●どら増田
 

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