記事は、「石川が合流することでメンバー全員が揃い、ピアッツァ監督は本格的なチーム練習を開始する」と告げている。

　プレシーズン中の実践的な準備に向けて、イタリア・バレーボール協会は近日中に、“トップリーグのチーム間で親善試合および練習試合の実施を認めるための規定”を発表する予定だという。

（ピエモンテ州）クーネオ市でのオフシーズンのトレーニングを終えたミラノは、2020－2シーズン公式戦初戦となるデルモンテ・コッパイタリアのラウンド16、ヴェローナ戦を視野に、会場となる本拠地ミラノへ移動して練習を行なっているとのこと。同紙は、石川の新天地デビューを9月13日に予定されているこのヴェローナ戦と予想しているようだ。
  　一方、セリエAでは、9月27日の開幕戦で、トップ・バレー・ラティーナとホームで対戦が予定されている。

　記事は、「イシカワは、上位進出を狙うミラノで主力選手の1人となるだろう」と、石川の活躍を確信する言葉で締めくくっている。

　現地では、複数の大手スポーツ紙もの石川のイタリア入りを報じており、その注目度は相当な模様。今シーズン、石川がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、ファンにとって期待が高まる楽しみなシーズンになりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部