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eスポーツ

優勝賞金の“億越え“は当たり前!eスポーツの大会規模、ビックタイトルの数々を紹介

足立陸

2020.10.28

●オーバーウォッチ(Overwatch)

「オーバーウォッチ」も先ほど紹介したBlizzard Entertainmentが開発・提供しているゲーム、2019年11月時点のプレイヤー数は全世界で5000万人と発表されている、Esportsの代表的作品の1つだ。近未来の地球を舞台にした6人vs6人のアクション・シューティングゲームで、様々な役割に分かれたヒーローを使用して戦う。競技シーンの人口は約3500人、賞金総額は約2600万ドル。プロリーグ「オーバーウォッチ・リーグ」やワールドカップも開催されており、競技スポーツのプロと比較しても変わりない水準のプロシーンとなっている。

●リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)

 当サイトにて多数回紹介している「リーグ・オブ・レジェンド」ももちろん、Esportsにおける賞金割合が高いゲームタイトルに含まれる。競技人口7000人越えとかなり多くのプロ選手が所属しており、大会開催数は約2500回、賞金総額は約8000万ドルとなる。直近で開催されている「World Championship 2020」は世界で最も大きなEsports大会の1つといえるだろう。
 
●フォートナイト(Fortnite)

 Epic Gamesが開発・提供しているバトルロイヤルゲーム「Fortnite」。他のバトルロイヤルゲームと比較して「建築」という特徴的な要素がある。マップ上で武器や装備だけでなく「資材」を集め、建築を行い敵より有利な位置を取る、奇襲を防ぐなどバトルロイヤルゲームの中でも戦略性や操作性が非常に求められるゲームだ。世界中で凄まじく流行しており、賞金規模が億を超える大会が多数開催されている。競技人口は4500人、開催大会数は660回とそこまで多くないが、賞金総額は9700万ドルにも上る。最近では、フォートナイトの世界大会で優勝した16歳の少年が賞金300万ドルを手にしたことが話題となった。

●Counter-Strike: Global Offensive

「カウンターストライク」シリーズの最新作「Counter-Strike: Global Offensive(通称、CSGO )」は世界で最も大きな競技シーンの市場を持つゲームだ。人口13000人、開催大会数5000回越えとシーンとして圧倒的な規模。大会賞金総額は1億ドル越えである。1つのマップに攻守で分かれ、相手を全滅させるか目標を爆破/防衛すれば勝ちというルールだか、FPSというゲームジャンルの中でも随一の難易度を持つ作品である。それ故に奥が深く、競技性も高いのが特徴だろう。プレイヤーの実力が最も顕著に出るゲームで、少しルールを理解すれば観戦しやすいのも人気の高さとして挙げられる。
 

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