また、今回はマネジメント契約を結ぶ事務所のマネージャーがキャディを務めている。デメリットとしては、歩測からラインの読みなどすべて渋野が自分で考え、自分で決めなければいけないこと。これまではキャディに頼ってきただけに、まったくの独力でこの試合に臨んでいるというわけだ。ただし、メンタル面では米国遠征を共にしてきたマネージャーだけに心強い存在になっていることは間違いない。
構成●THE DIGEST編集部
ショットがいい日もあれば、パットがいい日もあるといったように、徐々に自分の調子を取り戻そうとしている渋野。あとはショットとパットがかみ合う瞬間を待つだけだが、この日のゴルフを振り返ってそれほどその日が遠くないと感じたのかもしれない。自己採点で今年最高の12点をつけた。パッティングの頑張りが先週の5点から7点も上がった理由だが、不調を脱するにはコツコツと不安材料を消していくしかない。まずは今週中に30点ぐらいにまで上げられるようなゴルフを目指したいところだ。構成●THE DIGEST編集部