ほかには、GⅠ(JpnⅠ)2勝の勲章が光るチュウワウィザード(牡5歳/大久保龍志厩舎)、ダートへの路線変更が功を奏しつつあるクリンチャー(牡6歳/栗東・宮本博厩舎)、昨年のフェブラリーステークスを制し、本レースでも3着に粘ったインティ(牡6歳/栗東・野中賢二厩舎)が馬券圏内をうかがう存在となるだろうか。
筆者が個人的に注目しているのは、昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯を制したサンライズノヴァ(牡6歳/栗東・音無秀孝厩舎)。前走の武蔵野ステークスでは10頭以上をごぼう抜きにする豪快な追い込み勝ちを決めたように、レースがハイペースで流れた場合、一気に上位へ浮上する可能性を秘めている。今年の高松宮記念(モズスーパーフレア)でGⅠジョッキーの仲間入りを果たした松若風馬騎手の、思い切りのよい騎乗にも期待したいところだ。
クリソベリルの絶対王朝は堅持されるのか。未知の魅力を秘める3歳馬、歴戦の古馬が王者の座をうかがうのか。来年のダート戦線の行方も占う注目の一戦の幕は6日(日)の15時30分、かつて武将たちの戦場であった尾張を舞台に切って落とされる。
文●三好達彦
筆者が個人的に注目しているのは、昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯を制したサンライズノヴァ(牡6歳/栗東・音無秀孝厩舎)。前走の武蔵野ステークスでは10頭以上をごぼう抜きにする豪快な追い込み勝ちを決めたように、レースがハイペースで流れた場合、一気に上位へ浮上する可能性を秘めている。今年の高松宮記念(モズスーパーフレア)でGⅠジョッキーの仲間入りを果たした松若風馬騎手の、思い切りのよい騎乗にも期待したいところだ。
クリソベリルの絶対王朝は堅持されるのか。未知の魅力を秘める3歳馬、歴戦の古馬が王者の座をうかがうのか。来年のダート戦線の行方も占う注目の一戦の幕は6日(日)の15時30分、かつて武将たちの戦場であった尾張を舞台に切って落とされる。
文●三好達彦