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アスリートキャリア

南葛SCの不動のボランチ・布施周士が、“デュアルキャリア”という生き方を選んだ理由

吉田治良

2021.02.26

南葛SCではボランチとしてプレー。(C)Valuence Holdings Inc.

南葛SCではボランチとしてプレー。(C)Valuence Holdings Inc.

──「葛飾区からJリーグへ」を目標に掲げる野心的なクラブですが、実際に入ってみていかがですか?

「(漫画『キャプテン翼』の作者である)高橋陽一先生がオーナーで、Jリーグでも活躍した有名な選手をたくさん獲得していますからね。カテゴリー的には昨年、東京都社会人サッカーリーグ1部から関東サッカーリーグ2部に昇格を果たしたばかりですが、レベル的にはかなり高いですし、とても良い環境でプレーさせていただいています」

──1年目の昨季は、十分な出場機会を得られましたか?

「全試合にフル出場させてもらいました」

──これからもレギュラーでやっていける自信が付いたと思いますが、それでも、バリュエンスのデュアルキャリア採用に応募し、サッカーと仕事を掛け持ちされようと思われたのはなぜですか?

「奈良クラブをクビになった時、本気でサッカーを辞めようと思ったんです。サッカーでは必要とされなかったけれど、これからは社会で必要とされる人間になろうって。そして、実はそのタイミングで、バリュエンスの前身である株式会社SOU(20年3月1日に社名変更)の採用試験を受けたんです」
 
──そうなんですね。SOUという会社のことはご存じだったんですか?

「関西大時代にガンバ大阪と練習試合をする機会がよくあって、ユニホームの背中に『SOU』のロゴが入っていたので(バリュエンスはSOU時代の17年2月からG大阪をスポンサードしている)、社名だけは知っていました」

──それで応募を?

「これも本当に偶然なんですが、サッカーを辞めて就職活動をしようと、履歴書を買うために立ち寄った書店で、たまたま嵜本社長の著書が目に入ったんです。手に取ってみると、22歳でガンバ大阪を戦力外になって、そこからいかにして経営者として成功を収めたかが書かれていました。もちろんレベルは全然違いますけど、僕と境遇が一緒だなって。しかも、起業された会社が大学時代から知っているSOUだった」

──なかなか運命的ですね(笑)。それで、採用試験の結果は?

「一応、受かったんですよ。でも、ほぼ同じタイミングで南葛SCに入ることが決まってしまったので、こちらからお断りさせていただいたんです」

──なるほど。それでも一度はサッカーを辞める決断をされたわけですよね? 奈良クラブを解雇されたのは何歳の時ですか?

「25歳ですね」

──将来のことを考えれば、サッカーに見切りをつけるにはいい年齢だった?

「サッカーだけがすべてではないと、その時はそう思ったんですが……。でもJリーガーになるのは小さい頃からの夢でしたし、やっぱりあきらめきれないところもあって」
 

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