専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
ゴルフ

良くも悪くも“気分屋“の原英莉花、“ジャンボのような安定感”がトップへ駆け上がるカギに

山西英希

2021.03.07

「自分で熱くなれるような戦いができればいいと思っています」と自身が言うように、気分が乗ってくるとどんどんショットの精度が上がり、パットも入るタイプだといえる。

 その反面、スコアが伸びないと、別人のようなゴルフをするときがある。トップテンに入った翌週の試合で予選落ちした回数は19年が3回、昨年が2回あったことが顕著な例だろう。いい意味でメリハリがあるというか、悪くいえばムラのあるところが原の長所であり、短所でもあるのだ。
 
 したがって、今大会だけの結果で原の調子を判断するのは早計であり、少なくともあと2試合ぐらいは様子を見るべきではないか。とはいえ、師匠であるジャンボ尾崎のようなトッププロになるためには、ジャンボがそうであったように常に優勝争いに絡むぐらいの安定感がほしいところでもある。

 今年は賞金女王のタイトルを狙いたいと語っていた原だが、賞金ランキング3位で今大会を迎えながら、優勝した小祝さくらに抜かれて4位と後退した。4月第1週には海外メジャーの『ANAインスピレーション』に出場するため、国内ツアーを欠場しなければいけない。もどかしいところではあるが、悲願の賞金女王獲得に向けて、早い段階で結果を出し、安心して渡米したいところだろう。

文●山西英希

著者プロフィール/平成元年、出版社に入社し、ゴルフ雑誌編集部所属となる。主にレッスン、観戦記などのトーナメントの取材を担当。2000年に独立し、米PGAツアー、2007年から再び国内男子、女子ツアーを中心に取材する。現在はゴルフ雑誌、ネットを中心に寄稿する。

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号