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【陸上】東京五輪で“リアル“にメダルを狙えるのは?男子4×100mリレーなど“5種目”を一挙紹介

THE DIGEST編集部

2021.07.23

110m障害の泉谷(左)と10000mの新谷(右)。ともに日本新を更新する走りで代表権を獲得している。(C)Getty Images

110m障害の泉谷(左)と10000mの新谷(右)。ともに日本新を更新する走りで代表権を獲得している。(C)Getty Images

【3】女子10000m 新谷仁美

 東京五輪代表を決めた昨年12月の日本選手権は、独走で30分20秒44と日本記録を28秒も更新した。その時点では、リオ五輪以降の世界3番目のタイムでメダル候補に浮上した。

 新谷は13年世界陸上で5位に入賞していた選手だが、足底の故障が常態化し、そのシーズンを最後に引退した。しかし18年に復帰し、19年世界陸上では11位。13年まではメニューを自身で決めていたが、19年世界陸上後は横田真人コーチの立案するメニューを行い始めた。すると、20年はハーフマラソンと10000mで日本記録、5000mでも日本歴代2位と強さを発揮し始めた。

 今季は29分台を、エチオピア勢と19年世界陸上金メダルのS・ハッサン(オランダ)の4人が出す盛況だが、新谷も日本選手権の走りを再現できればメダルに挑むことができるだろう。

【4】男子110 m障害 泉谷駿介

 泉谷駿介(順大)が6月の日本選手権110m障害優勝時に出した13秒06は衝撃的だった。今季世界3位のタイムで、従来の日本記録を0.10秒も更新した。泉谷の最大の武器は跳躍力。走幅跳で7m92、三段跳で16m08と学生トップレベルの記録を持ち、ハードルを越えるときの跳躍距離は約4m。そのため、ハードル間を刻んで素早く走る技術が必須になり、そこが昨年から大きく成長した。

 課題はセカンド記録が13秒30であること。その記録を準決勝で出せば決勝進出は可能だが、メダルとなると難しい。決勝で13秒1を切ることができれば可能性が高くなる。セカンド記録をどこまで伸ばせるかがメダル獲得を左右する。

 泉谷は19年のゴールデングランプリ、今年の関東インカレの2大会で、追い風参考記録ながら当時の自己記録を大幅に上回るタイムを出した。追い風が強ければ、メダル獲得への神風となりそうだ。
 
【5】男子走幅跳 橋岡優輝

 橋岡優輝(富士通)が日本選手権で跳んだ8m36は今季世界7位だが、3位の8m39と3cm差でしかない。そして18年U20世界陸上と19年アジア選手権の優勝や、世界陸上日本人初入賞(8位)と国際大会本番での強さを考えると、3cm差はないに等しいどころか、メダル争いに十分加わることができるだろう。

 体力&技術面の確実なステップアップも橋岡への期待を大きくしている。反り跳びだった18年5月までは高さがあったが、シザース変更後は助走のスピードを生かす反面、高さが出ずにいた。しかし、今季は高さとスピードともに磨きがかかり、世界トップレベルの選手しかできない跳躍ができるようになっている。

 跳躍種目でメダル獲得なら戦後初の快挙だ。いやが上にも期待は高まる。

【PHOTO】東京五輪での躍動を期す陸上スターたちを一挙紹介!
 

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