結果を残した角田に対し、チームはSNSで「ポイント圏内に返り咲き。最高の気分だ！」「テキサスでベーコンを家に持ち帰った」「見事なドライビングで価値あるポイントを積み上げた」と称賛。また、テクニカルディレクターのジョディ・エギントンも「ユウキはポイント圏内に相応しいファンタスティックなパフォーマンスを発揮した。彼はレースをうまくマネジメントし、最初のスティントではソフトタイヤの特性を活かし切り、ハードタイヤではポジションを維持した」と賛辞を贈った。
  　ホンダの田辺豊治TDは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが見事に１、３フィニッシュを飾ったことを喜ぶとともに、角田についても「素晴らしいスタートで２台をオーバーテイクすると、その後も粘り強い走りで９位入賞を果たしました。６戦ぶりのポイント獲得、２戦連続の予選Q３進出と合わせて、今後もこの勢いを持ってシーズン終盤を戦ってくれればと思います」と、今後への期待も示した。

　コンストラクターズランキング５位争いのライバルであるアルピーヌがノーポイントに終わり、ガスリーもリタイヤした中で、角田が２ポイントを獲得したことで両チームのポイント差は10に縮んだ。彼が最も望んでいたチームへの貢献を目に見える形で果たしたことが、今後の彼やチームの動向にいかなる影響を与えるかが興味深い。

構成●THE DIGEST編集部

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