タイの成績となっているのはアルピーヌとアルファタウリ。前者(エステバン・オコンはマイアミGPでタイムなし)は昨季も11対10(フェルナンド・アロンソが勝利)と互角の争いだったこともあって予想通りの展開と言えるが、後者は意外性に満ちたものとなっている。
角田裕毅はサウジアラビアGPではマシントラブルで1周も走行できず(決勝もグリッドに着く前にリタイヤ)、バーレーン、メルボルン、マイアミではチームメイトのピエール・ガスリーに敗れるも、イモラ、バルセロナ、モンテカルロでは勝利。同僚が車のトラブルやチームの戦略ミスなどの不運に苦しめられたこともあったとはいえ、F1界でトップクラスといわれるチームメイト相手のこの成績は、十分に評価できるだろう。
同メディアは角田について、「昨季と比べて最も改善されたドライバーであり、アルファタウリ内でのビハインドをリードに変えてみせた」と称賛。昨季はガスリーに1対19の大敗(平均タイムでも0.569秒と大差)を喫したことを考えれば、当然の反応である。
この部分でも、成長ぶりを証明している21歳の日本人ドライバー。レッドブルがセルジオ・ペレス(昨季はマックス・フェルスタッペンに1対19で大敗するも、今季はここまで2対5)との契約を延長したことを受け、その去就が注目されているガスリーだが、これに対して言及したレッドブルのヘルムート・マルコ顧問は、「来季の(レッドブル・グループの)ドライバーはすでに決まっていると言える」として、角田の残留も決定的であることを窺わせている(ドイツのF1専門メディア『Formel1.de』より)。
昨季との明らかな違いを示し、多くの人々を満足させている彼が、今後も好パフォーマンスの発揮と目標であるポイント獲得を継続できるか。まずは、今週末のアゼルバイジャンGPに要注目である。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】仲を深める“角田裕毅&ガスリー”に「予想だにしなかった友情」と海外メディアも注目! 「ファンも夢中」「歴史に刻まれる」
【F1】ペレスのレッドブル契約延長が角田裕毅の立場にも影響!? 伊紙は「間違いなくガスリーを喜ばせない」と報道
角田裕毅はサウジアラビアGPではマシントラブルで1周も走行できず(決勝もグリッドに着く前にリタイヤ)、バーレーン、メルボルン、マイアミではチームメイトのピエール・ガスリーに敗れるも、イモラ、バルセロナ、モンテカルロでは勝利。同僚が車のトラブルやチームの戦略ミスなどの不運に苦しめられたこともあったとはいえ、F1界でトップクラスといわれるチームメイト相手のこの成績は、十分に評価できるだろう。
同メディアは角田について、「昨季と比べて最も改善されたドライバーであり、アルファタウリ内でのビハインドをリードに変えてみせた」と称賛。昨季はガスリーに1対19の大敗(平均タイムでも0.569秒と大差)を喫したことを考えれば、当然の反応である。
この部分でも、成長ぶりを証明している21歳の日本人ドライバー。レッドブルがセルジオ・ペレス(昨季はマックス・フェルスタッペンに1対19で大敗するも、今季はここまで2対5)との契約を延長したことを受け、その去就が注目されているガスリーだが、これに対して言及したレッドブルのヘルムート・マルコ顧問は、「来季の(レッドブル・グループの)ドライバーはすでに決まっていると言える」として、角田の残留も決定的であることを窺わせている(ドイツのF1専門メディア『Formel1.de』より)。
昨季との明らかな違いを示し、多くの人々を満足させている彼が、今後も好パフォーマンスの発揮と目標であるポイント獲得を継続できるか。まずは、今週末のアゼルバイジャンGPに要注目である。
構成●THE DIGEST編集部
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