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フィギュア

なぜトゥルソワは今になって“鉄の女”との決別を決断したのか。恋人の存在、怪我への恐怖心などロシア国内で憶測が飛び交う

THE DIGEST編集部

2022.10.02

北京五輪ではどこかヒールを演じた感があるトゥトベリーゼ氏(右)。ドーピング認定されれば、処罰の対象となる可能性も。(C)Getty Images

北京五輪ではどこかヒールを演じた感があるトゥトベリーゼ氏(右)。ドーピング認定されれば、処罰の対象となる可能性も。(C)Getty Images

 いずれも真相は定かではないが、『Sport24』のアリーナ・ボルコワ記者は冷静に状況を分析する。

「北京であれだけのことがあった。誰が見てもトゥルソワとトゥトベリーゼの関係は破綻したと思ったけれども、あれから8か月が過ぎて下された答えだという事実を忘れてはいけない。トゥルソワは北京から戻ってから、ずっと葛藤を繰り返してきた。競技を続けるべきかを含めてじっくり時間をかけ、将来について考えてきた。

 北京オリンピックの1年前に、一度トゥルソワはトゥトベリーゼの元を離れて、エフゲニー・プルシェンコに師事している。それでもオリンピックで勝ちたい彼女はすぐさま現実を思い知り、迷わずにトゥトベリーゼの許しを請うて舞い戻った。だからこそ銀メダルに終わった結末を受け入れられず、感情的になってしまったのだ。

 ちょうど1週間前、ロシア代表チームの競技会が開催された。そこで新たなショートプログラムを披露したトゥルソワだったが、傷めている背中の状態が芳しくなく、フリープログラムは辞退している。その舞台裏でこの件に関して何かしらのやりとりがあったのはたしかで、現実的な判断ができる彼女は、より選手に合った指導を第一とするソコロフスカヤを新コーチにしたいと、そう考えたのかもしれない」
 

 北京五輪では同僚であるカミラ・ワリエワのドーピング問題も世界を騒然とさせた。ボルコワ記者は「いよいよ本格的な調査が終わり、近いうちにひとつの結論が出る予定だ。コーチであるトゥトベリーゼに対してもどんな処分が下るか分からない。そのあたりもトゥルソワと彼女に近い人びとは考慮しているに違いない」と指摘する。

 そして、コンドラチュクとの恋愛関係については、「まったくゼロの話ではないでしょうし、ファンにとっては美しいストーリーなのかもしれない。でも私は、それを理由に彼女が移籍を決断したとは思えない」と分析した。

 北京では五輪史上初めて、4種類の4回転ジャンプを5度着氷させた18歳。ロシア勢はウクライナ侵攻作戦の制裁によって国際大会から締め出されており、いまだ競技復帰の目途は立っていない。そんななかで新天地を選んだトゥルソワは、開幕目前の新シーズンでどんなプログラム、どんなパフォーマンスを披露するのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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