バックステージでジェイクは勝因について、「執念ですかね｡俺は負けられないんですよ｡ここで負けたら､俺の計画全て狂っちまう｡何のために全日本を出て､何のためにここを主戦場にしているのか。勝ち続けないと意味がないんですよ。どんな状態であれ｡そうすることで見えてくるものがやっと､やっとかすかに見えてきて、今日は本当にその大きな一歩ですよ｣と語り、執念の差であることを強調した。

　勝彦、丸藤、杉浦を３タテしたことに関しては、｢俺は何度も何度も言ってますけど､タイミングが良かった｣と振り返る。

　続けて、「中嶋勝彦､丸藤正道､杉浦貴､この人たちから3カウントを奪えたのは､タイミングと一歩を踏み出す。今まで持ってなかったハートがやっとできるようになって作られて、それで奪えたものであって､俺はその感覚を忘れちゃいけないと思っている。その感覚を持っていれば次の計画である、このベルトを持ちながらN-1を全勝優勝できるんじゃないかなって思っている｣と語り、王者のままでの『N-1』優勝を次のターゲットに掲げた。
  　ノアマットは7.15東京・後楽園ホール大会で、勝彦とジェイクのライバルだった全日本プロレスの宮原健斗による元ダイヤモンドリング（健介オフィス）対決が実現する。真夏にかけて、今後さらに団体内外の争いが激化していきそうだ。

◆プロレスリング・ノア◆
『GREEN JOURNEY 2023 in NAGOYA』
2023年6月17日
愛知・名古屋国際会議場イベントホール
観衆　833人
▼GHCヘビー級選手権試合（60分1本勝負）
＜王者＞○ジェイク・リー（30分28秒　体固め）杉浦貴●＜挑戦者＞
※FBS
※第42代王者が3度目の防衛に成功。

文⚫︎どら増田

【動画】魂と魂のぶつかり合い!!王者ジェイク・リーvs杉浦貴

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