「振ることに怖さがあったのかもしれません。まずは体にフルスイングの感覚を染み込ませるために、フルスイングの素振りを毎日行っていました」。原などジャンボ門下のプロには素振り用の練習器具が与えられる。それを一心不乱に振り続けることで、徐々に振る力が戻り、飛距離も戻ってきた。『NEC軽井沢72ゴルフ』では1ラウンドで2回ずつ毎日ドライビングディスタンスを計測していたが、トータルでは270.00ヤードで3位に入るほど飛距離を取り戻した。
ちなみに、原が現在取り組んでいるスイングは、以前よりも重心を下げた状態で構え、フィニッシュまで振り抜くこと。その結果、腹筋に力を入れたままインパクトを迎えやすく、ボールにパワーをしっかりと伝えられるのだという。ただ、ラウンド中に気を抜くと徐々に重心が上がってくるので、そこはすぐに修正するようにしているらしい。
大会2日目には最終18番パー4で第2打を直接カップに捻じ込むショットインイーグルを見せ、ギャラリーから大歓声を受けるなど、相変わらず人気の高さを見せていた原。アイアンショットにそれなりの手応えを感じられたのは収穫だろう。
「復帰1戦目が40点なら、2戦目は60点かな」と自己採点ではまだまだ辛めだが、1打に対する集中力は以前よりもかなり高まっているという。近いうちに優勝することは難しいかもしれないが、原は勝利に対してあくまでもどん欲だ。
「勝ちたい気持ちがあるからツアーに戻ってきたわけですし、常に勝ちたいと思っているので、上位に入ったぐらいでは満足できません」と振り返る。手術から復帰戦までの間、ドライバーのロフトを少し寝かせてつかまりやすくしたり、高いボールを打つためにアイアンのロフトを大きくしたという。自分のゴルフを見つめ直す時間を有効に利用できたのは確かだろう。
優勝するために必要なものは何か聞いてみると、「気持ちをフラットに保つこと。試合中の駆け引き、パッティング」と答えた。2試合を観る限りはやはりパッティングがポイントになりそうだが、それをクリアできれば優勝する日もそう遠くはないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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優勝するために必要なものは何か聞いてみると、「気持ちをフラットに保つこと。試合中の駆け引き、パッティング」と答えた。2試合を観る限りはやはりパッティングがポイントになりそうだが、それをクリアできれば優勝する日もそう遠くはないだろう。
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