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ラグビー

大一番のアルゼンチン戦、カギを握る「サムライタイム」!残り20分で求められる我慢強さとタスクの遂行力【ラグビーW杯】

向風見也

2023.10.08

 地上での衝突、空中での衝突を制し、得意の連続攻撃に転じられれば最高だ。

 アルゼンチン代表には、突破を許された後に反則を多発させる癖がある。攻守でバイプレーヤーとなるインサイドセンターの中村亮土は、相手の弱点を踏まえて言う。
 
「ジャパンがやることは速いプレーと、我慢してアタックし続けることです。アルゼンチンは、(相手が)フェーズを重ねるとペナルティをしやすい傾向にある。我慢強く、やるべきかと思います」

 最近、後半20分以降の失点を重ねている。

 しかし現場は、ふたつ前の試合にあたるイングランド代表戦を経て「サムライタイム」という言葉を設定。厳しい時間帯にも仲間と繋がり、タスクを遂行するよう意識づけている。

 その心がけが大事なアルゼンチン代表戦で実るのを、選手たちは信じる。

「選手も(2勝1敗という結果に)勘違いしていないし、アルゼンチン代表をリスペクトして、何をしなきゃいけないかを全体的にわかっている」

 2019年の日本大会に続く8強入りへ、姫野を支えるリーチは力強く言う。

取材・文●向風見也
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