続いて、オランダのモータースポーツ専門サイト『GPBLOG』は「5」と厳しめの採点。さらに寸評は、「ユウキにとっては、少しばかり物足りない週末だった。(予選後は)ヘッドレストを車外に投げ出し、再び全てを他人や状況のせいにした。感情のコントロールは、依然としてこの日本人ドライバーの大きな課題だ」と、厳しい指摘がなされている。
同採点としたスペインのF1専門サイト『F1i.com』は、寸評では角田の週末を振り返って、「ブラジルではポイントを獲得したユウキだが、ラスベガスでの結果は厳しいものとなった。アルファタウリは長いストレートで苦戦しているように見え、これは予選での苦戦となって表われた。トラフィックの影響を受けたこともあり、角田はQ1で最遅となった」と綴り、さらにレースについて以下のように続けた。
「決勝のグリッドは最後尾となったが、ソフトタイヤを選択したことで素晴らしいスタートを切り、混乱をかわした結果、ヴァーチャル・セーフティーカーが導入されるまでに12番手へ浮上。さらにランド・ノリス(マクラーレン)のクラッシュでSCが出ると10番手まで順位を上げたが、それがこのレースでの彼のピークだった。10周目でピットインせざるを得ず、再び最後尾に戻ると、残りのレースの大部分をこの位置で過ごし、残り4周でリタイアした」
そして、採点ではなく、ランキングでのドライバー評価を採用しているイギリスのモータースポーツ専門サイト『THE RACE』で、角田は最下位……。「リカルド同様、角田もAT04のペース不足に苦労し、力を引き出すことがより難しいと感じていた。最後尾でのマシントラブルによるリタイアは、慈悲深き解放だった。決勝でリカルドより苦労したのは、賭けに打って出たセットアップが上手くいかなかったからでもある。何もない車で、何もない週末を過ごすこととなった」と、厳しい見方はチーム全体に向けられている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ラスベガスGP決勝ハイライト
同採点としたスペインのF1専門サイト『F1i.com』は、寸評では角田の週末を振り返って、「ブラジルではポイントを獲得したユウキだが、ラスベガスでの結果は厳しいものとなった。アルファタウリは長いストレートで苦戦しているように見え、これは予選での苦戦となって表われた。トラフィックの影響を受けたこともあり、角田はQ1で最遅となった」と綴り、さらにレースについて以下のように続けた。
「決勝のグリッドは最後尾となったが、ソフトタイヤを選択したことで素晴らしいスタートを切り、混乱をかわした結果、ヴァーチャル・セーフティーカーが導入されるまでに12番手へ浮上。さらにランド・ノリス(マクラーレン)のクラッシュでSCが出ると10番手まで順位を上げたが、それがこのレースでの彼のピークだった。10周目でピットインせざるを得ず、再び最後尾に戻ると、残りのレースの大部分をこの位置で過ごし、残り4周でリタイアした」
そして、採点ではなく、ランキングでのドライバー評価を採用しているイギリスのモータースポーツ専門サイト『THE RACE』で、角田は最下位……。「リカルド同様、角田もAT04のペース不足に苦労し、力を引き出すことがより難しいと感じていた。最後尾でのマシントラブルによるリタイアは、慈悲深き解放だった。決勝でリカルドより苦労したのは、賭けに打って出たセットアップが上手くいかなかったからでもある。何もない車で、何もない週末を過ごすこととなった」と、厳しい見方はチーム全体に向けられている。
構成●THE DIGEST編集部
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