そして、もうひとつは「角田は『ブレーキ王』のリカルドをブレーキングで打ち負かしている」。同メディアは、「5強(レッドブル、フェラーリ、メルセデス、マクラーレン、アストンマーティン)に割って入ってトップ10入りした彼のパフォーマンスの利点のひとつは、意外にもブレーキだ。これは、リカルドがレッドブルやルノーに在籍していた際の強みのひとつだったが、それはマクラーレンで失われ、ここでブレーキに苦しんだ結果、彼はランド・ノリスに大差をつけられた」と指摘した。
これについても、「僕のようにブレーキを使えるドライバーは、ほんのわずかです。少なくとも、ブレーキに関してはパフォーマンスを最大限に活用できていると思います。特に低速コーナーに関してはそうです」という、角田の自信に満ちたコメントが紹介されている。
同メディアは最後に、「(チームの設立時から代表者を務めてきた)フランツ・トストが去り、チーム名が変わるなど、ファエンツァのチームは多くの変化を経験してきたが、その中で角田は数少ない一貫性のある存在である」と、また新たな“強み”を挙げており、角田自身も「チームが大きく変わる中でも、安定感を持っていたいと考えています。そして、チームが正しい方向に進むのに役立ちたいです」と語った。
今季は角田の今後のF1キャリアを占ううえでも重要なシーズンになると見られているが、彼の能力を計る上でも対チームメイトの成績は重要な判断材料となるだろう。実力と実績を備えたリカルド相手に、今後も主導権を握り続けられるか、レースの結果とともに非常に気になるところだ。
構成●THE DIGEST編集部
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これについても、「僕のようにブレーキを使えるドライバーは、ほんのわずかです。少なくとも、ブレーキに関してはパフォーマンスを最大限に活用できていると思います。特に低速コーナーに関してはそうです」という、角田の自信に満ちたコメントが紹介されている。
同メディアは最後に、「(チームの設立時から代表者を務めてきた)フランツ・トストが去り、チーム名が変わるなど、ファエンツァのチームは多くの変化を経験してきたが、その中で角田は数少ない一貫性のある存在である」と、また新たな“強み”を挙げており、角田自身も「チームが大きく変わる中でも、安定感を持っていたいと考えています。そして、チームが正しい方向に進むのに役立ちたいです」と語った。
今季は角田の今後のF1キャリアを占ううえでも重要なシーズンになると見られているが、彼の能力を計る上でも対チームメイトの成績は重要な判断材料となるだろう。実力と実績を備えたリカルド相手に、今後も主導権を握り続けられるか、レースの結果とともに非常に気になるところだ。
構成●THE DIGEST編集部
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