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格闘技・プロレス

スターダム再登場“極悪女王”ダンプ松本の魂の叫びにダンプコールが発生「味方がやられそうだったら、助けるんだろ!」

どら増田

2024.10.29

極悪同盟&H.A.T.Eがコズエンを撃破。ダンプは再戦を求めた。写真:STARDOM

極悪同盟&H.A.T.Eがコズエンを撃破。ダンプは再戦を求めた。写真:STARDOM

 さらに「名前忘れたけど(玖麗「くららだよー!」)玖麗? やっと立てたのね」と笑いもとる余裕を見せて、場内からダンプコールが起こると「今度当たるときまたお前らとやりたいから。社長聞いてるか?」と岡田太郎社長を呼び出すと「社長! どう思う? 下で休んでるやつ。下で休憩してたぞ! ギャラいらねーんじゃねえの? 玖麗にあげればいいんじゃないの? そう思っちゃうからさ。もっと向かって来るようにしろよ! そしてまた組めよ! 来年でもな! お前らが何回でも何回でも、立ち上がってくるまで試合で当てろ!」と再戦を要求。岡田社長は「望むところです! スターダムは負けません。H.A.T.E.にも極悪同盟にも負けません」と応戦。

 
 ダンプは「その言葉覚えとけよ」と言うと「でもな。俺はな、ナツコを応援してんだよ。ナツコを昔の俺みたいにしたいんだ。ナツコが有名人になるまで、知名度が上がるまで俺はずっと応援する。ナツコより自分たちが知名度あげたい、もっと名前を知ってほしいと思ったら向かってこいや」とダンプが気にかけているナツコに極悪継承を宣言。これを受けてナツコは喜びを隠せない表情を浮かべつつ「ダンプさんが言ってたの聞いたか? 私を有名にさせたいんだってよ! 必ず、プロレス界だけじゃなく、日本中、いや世界中で一番有名になってやるよ! おい、お前らそれまで、震えて、眠れ」と令和の“極悪女王”になる決意を口にしていた。

『極悪女王』ヒット効果もあり、この日も試合後にはOZアカデミーの神奈川・横浜武道館大会へ移動するなどダンプは引っ張りだこ。もちろん全盛期のような動きは出来ないが、竹刀をはじめとした凶器の使い方やラリアット、ボディプレスは色褪せていない。そこに来て、昭和の女子プロレスブームを牽引したものだからこそ説得力のあるこの日のようなマイクまでされたら、今を生きるレスラーたちは敵わない。

 しかし、ここから結果で見返していくことは可能だ。特に玖麗はダンプに目をつけられただけでも世間にアピールするチャンスを秘めている。それはダンプから後継指名を受けたナツコも同じだ。スターダムはレジェンドの使い方が上手いだけに、今後もレジェンドたちから学べることが出来る環境を作り続けてもらいたい。

『第14回 ゴッデス・オブ・スターダム ~タッグリーグ戦~ in KORAKUEN』
2024年10月27日
東京・後楽園ホール
観衆 1292人
▼COSMIC ANGELS vs 極悪同盟&H.A.T.E.(20分1本勝負)
中野たむ&なつぽい&安納サオリ&さくらあや&●玖麗さやか(8分15秒 ボディプレス式体固め)ダンプ松本○&ZAP&刀羅ナツコ&渡辺桃&琉悪夏
※ラリアット

文⚫︎どら増田

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