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モータースポーツ

角田裕毅のレッドブル・デビュー戦、各国専門メディアの採点は?「将来的な成功を予感」「辛うじて面目を保った」

THE DIGEST編集部

2025.04.09

 対してスペインのF1専門サイト『F1i.com』は、「6」の採点通りに寸評でも「準備期間がほとんどなかった母国グランプリという状況を考慮すれば、全体としては堅実な仕事をしたと言えるだろう」と及第点の評価を与え、さらに以下のように鈴鹿での彼を評した。
 
「角田はローソンと比べて、『RB21』にすぐ自信を持って対応したように見え、実際にFP1ではフェルスタッペンとの差がわずか0.1秒しかなかった。しかし、この車は手強い獣のようであり、角田はそれをカバーするために攻撃的なリアの空力設定を施したが、それが裏目に出てQ2敗退の憂き目に遭った。レースではスタート直後にローソンをかわしたものの、その後はしばらくピエール・ガスリー(アルピーヌ)の後ろに詰まってしまった。レース後半にようやく前が空いたが、トップ10争いをするにはペースが足りなかった」

 スポーツ専門サイト『sportskeeda』も同採点とし、「ユウキにとって、良い点と悪い点の両方があった週末。良い点は、彼はローソンよりもはるかに大きなポテンシャルを示したことであり、悪い点はポイントを獲得できなかったことだ。彼が示したペースについては楽観的な見方が広がっているが、この3連戦でさらに良い展望を持てるだろう」と、全体的にポジティブな記述となった。

  最後に、英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は全ドライバーをランク付けし、角田は実際の順位より下の「14位」に。しかし寸評では、「レッドブルでの初の週末は、結果だけを見れば成功とは言い難いが、Q3進出やトップ6入りも可能な十分な速さを持っていたことは間違いない」と角田を評価し、以下のように続けている。

「基礎的なスピードは、ローソンや昨季後半のセルジオ・ペレスよりも優れているように見えたため、この週末を『条件付きで成功』と評価できる。テストなしでの初レースという難しい状況の中で、そのパフォーマンスは将来的な成功を予感させるものだったが、肝心な場面で結果を出せなかった点が評価を下げている」

構成●THE DIGEST編集部
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