角田は「RB21」について、まだ完全には適応していないと明かしているが、同メディアでは、1970~80年代にF1で88レースに出走した実績を持つスイス人ドライバーのマルク・スレール氏は「ツノダはまだ、レッドブルの車に対する自信を欠いている」と指摘している。
「フェルスタッペンはフロントのレスポンスが非常に高い車を好む。その分、リアが不安定で、コントロールしづらい。しかし、それを乗りこなせれば、驚異的な速さを発揮できる。マックスは、次元を超えている。対して角田は、まだRB21を限界まで攻める自信がない。マックスのセットアップに対して、角田はこれまでの他のセカンドドライバーよりも順応してはいるが、それでもまだ一貫性と車への信頼感が不足している」 同メディアは、「ツノダには、フェルスタッペン並みのタイムが求められているわけではないが、予選では平均で0.756秒遅れており、決勝では平均9.2ポジション後方でフィニッシュしている。そのような状況のなか、イモラでの予選の時のようなトラブルに見舞われれば、ツノダはレースで“片手を縛られた状態”を強いられる。RB21を信頼し、限界までプッシュできるようになって初めて、大きな成果は見えてくる」と訴えた。
予選のクラッシュ、決勝での「10位止まり」という結果に対しては、とりわけレーシングブルズのルーキーであるアイザック・ハジャーが予選9番手&決勝9位という結果を残したため、厳しい評価を下すメディアや有識者は少なくない。
1997年のF1世界王者であるジャック・ヴィルヌーブ氏は、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』に対して「ツノダは、ハジャーにシートを奪われるのではないかと心配すべきだ」とコメント。加えて、「ツノダがそこ(レッドブル)にいるのは、ホンダのおかげであると忘れてはいけない」との厳しい見方も示された(オランダのF1専門サイト『RN365』より)。
最もミスが許されない週末であるモナコで、日本人ドライバーは一貫したパフォーマンスを発揮して可能な限り多くのポイントを獲得し、改めて自身がレッドブルのドライバーに相応しいと証明できるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介!
「フェルスタッペンはフロントのレスポンスが非常に高い車を好む。その分、リアが不安定で、コントロールしづらい。しかし、それを乗りこなせれば、驚異的な速さを発揮できる。マックスは、次元を超えている。対して角田は、まだRB21を限界まで攻める自信がない。マックスのセットアップに対して、角田はこれまでの他のセカンドドライバーよりも順応してはいるが、それでもまだ一貫性と車への信頼感が不足している」 同メディアは、「ツノダには、フェルスタッペン並みのタイムが求められているわけではないが、予選では平均で0.756秒遅れており、決勝では平均9.2ポジション後方でフィニッシュしている。そのような状況のなか、イモラでの予選の時のようなトラブルに見舞われれば、ツノダはレースで“片手を縛られた状態”を強いられる。RB21を信頼し、限界までプッシュできるようになって初めて、大きな成果は見えてくる」と訴えた。
予選のクラッシュ、決勝での「10位止まり」という結果に対しては、とりわけレーシングブルズのルーキーであるアイザック・ハジャーが予選9番手&決勝9位という結果を残したため、厳しい評価を下すメディアや有識者は少なくない。
1997年のF1世界王者であるジャック・ヴィルヌーブ氏は、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』に対して「ツノダは、ハジャーにシートを奪われるのではないかと心配すべきだ」とコメント。加えて、「ツノダがそこ(レッドブル)にいるのは、ホンダのおかげであると忘れてはいけない」との厳しい見方も示された(オランダのF1専門サイト『RN365』より)。
最もミスが許されない週末であるモナコで、日本人ドライバーは一貫したパフォーマンスを発揮して可能な限り多くのポイントを獲得し、改めて自身がレッドブルのドライバーに相応しいと証明できるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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