では、クロワデュノールに続く対抗馬にはどう狙いを付けるのか。本稿では伏兵的な存在のタガノデュード(牡5歳/栗東・宮徹厩舎)を抜てきする。タガノデュードは出世するまでに20戦以上を要した遅咲き。昨年1月の寿ステークス(3勝クラス)を突破して臨んだ小倉大賞典(GⅢ)を3コーナーからのマクリで差し切って、ようやく重賞初制覇を成し遂げた。そして続く大阪杯では単勝オッズ113.2倍の13番人気に過ぎなかったが、ここでも3コーナーからマクって、勝ったクロワデュノールから0秒3の4着にまで差を詰め、GⅠレースでも戦える目途をつけた。
次走の天皇賞(春)はクロワデュノールから0秒8差の6着に甘んじたが、これは距離適性が合わなかったもので、さして気にすることはないだろう。今回の宝塚記念は前が速くなりそうで、終盤に後方からマクって出るのを得意とするタガノデュードにはお誂え向きの展開になる公算が大。実績面では上位人気馬に見劣るのは仕方ないが、新たに手綱をとる若武者・高杉吏麒騎手の思い切った騎乗にも期待を寄せて、対抗(〇)と評価する。
3番手に取り上げるのは、一昨年の日本ダービー馬であるダノンデサイル(牡5歳/栗東・安田翔伍厩舎)。その能力の高さはもはや説明の必要もないだろうが、昨年のドバイシーマクラシック(GⅠ)で欧州年度代表馬になるカランダガンを下して圧勝して以降は詰めの甘いレースが続いているのは気掛かりな点。戸崎圭太騎手に手が戻るのはプラス材料だが、決め手比べでは分が悪いと考えて評価は単穴(▲)までに抑えておきたい。
その他、連下にマークしておきたいのは3頭。有馬記念で2着に粘り込んでファンをアッと驚かせ、今回も積極的なレースでその再現を狙うコスモキュランダ(牡5歳/美浦・加藤士津八厩舎)。清水厩舎ならではの猛稽古で調子を上げ、鞍上を川田将雅騎手にスイッチして臨むマイネルエンペラー(牡6歳/栗東・清水久詞厩舎)。日経賞(GⅡ)を強烈な決め脚で制して重賞ウイナーの仲間入りを果たし、横山典弘騎手の自在な手綱さばきが嵌った際に恐ろしい存在となるマイユニバース(牡4歳/栗東・武幸四郎厩舎)。ここまでをカバーしておきたい。
文●三好達彦
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次走の天皇賞(春)はクロワデュノールから0秒8差の6着に甘んじたが、これは距離適性が合わなかったもので、さして気にすることはないだろう。今回の宝塚記念は前が速くなりそうで、終盤に後方からマクって出るのを得意とするタガノデュードにはお誂え向きの展開になる公算が大。実績面では上位人気馬に見劣るのは仕方ないが、新たに手綱をとる若武者・高杉吏麒騎手の思い切った騎乗にも期待を寄せて、対抗(〇)と評価する。
3番手に取り上げるのは、一昨年の日本ダービー馬であるダノンデサイル(牡5歳/栗東・安田翔伍厩舎)。その能力の高さはもはや説明の必要もないだろうが、昨年のドバイシーマクラシック(GⅠ)で欧州年度代表馬になるカランダガンを下して圧勝して以降は詰めの甘いレースが続いているのは気掛かりな点。戸崎圭太騎手に手が戻るのはプラス材料だが、決め手比べでは分が悪いと考えて評価は単穴(▲)までに抑えておきたい。
その他、連下にマークしておきたいのは3頭。有馬記念で2着に粘り込んでファンをアッと驚かせ、今回も積極的なレースでその再現を狙うコスモキュランダ(牡5歳/美浦・加藤士津八厩舎)。清水厩舎ならではの猛稽古で調子を上げ、鞍上を川田将雅騎手にスイッチして臨むマイネルエンペラー(牡6歳/栗東・清水久詞厩舎)。日経賞(GⅡ)を強烈な決め脚で制して重賞ウイナーの仲間入りを果たし、横山典弘騎手の自在な手綱さばきが嵌った際に恐ろしい存在となるマイユニバース(牡4歳/栗東・武幸四郎厩舎)。ここまでをカバーしておきたい。
文●三好達彦
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