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競馬

日本馬に襲い掛かる大物外国馬3頭の実力をジャッジ。大将格・オーギュストロダンのリアルな適性は?【ジャパンカップ/前編】

三好達彦

2024.11.23

 ドイツ生産-ドイツ調教といえば、1995年にジャパンカップを制したランドのことを思い浮かべた人も多いだろう。当時、短期免許でたびたび来日して活躍していた名手マイケル・ロバーツ騎手が「日本の堅い馬場は合うはず」とオーナー、調教師に進言して参戦したもの。6番人気と評価は低かったが、日本のナリタブライアン、タイキブリザード、ヒシアマゾンら当時の強豪を降して優勝。日本のファンや関係者にドイツ馬の強さが印象付けられた。

 この年のジャパンカップは2分24秒6(良)で決着しているが、ランドはそれまでに当年のミラノ大賞(G1、芝2400m)を勝った際に2分24秒8という、欧州競馬にしては速い時計で走破しており、この時に手綱をとっていたロバーツ騎手が「堅い馬場(≒速い馬場)」に合うとの印象を持ったものだと考えられる。

 こうした事情を考えると、本レースを制したランドと同じドイツ生産・ドイツ調教馬であっても、ファンタスティックムーンを推すことは難しい。
 
 以上のプロファイリングを経ての外国馬の評価としては、オーギュストロダンとゴリダットが△、ファンタスティックムーンは無印、となるだろうか。

 後編では迎え撃つ日本馬について検討していきたい(後編に続く)。

文●三好達彦

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