【決勝第1試合】The Goat Squad vs KreativeTV
長かった本大会もいよいよ最終戦「The Goat Squad」vs「KreativeTV」だ。決勝1戦目では、ニーコvsヤスオという異色のマッチアップがミッドレーンで見られた。まさに、コミュニティ大会特有のピックが両チームに表れているといえる。
BO3は立ち上がりが重要だと言われるように、前試合では打って変わり、どちらもリスクを取らない穏やかな開始となった。動いたのは1体目のドラゴンが湧く試合時間6分、1人でドラゴンの獲得を狙ったはいばら選手を捕らえ、TGSがファーストブラッドを獲得。ドラゴンはKTVが獲得したものの、3キルと1キルというKTVが不利なトレードとなった。
本大会でも多くの活躍を魅せたTGSサポートNerwin選手のプレイが光る。スネアからウルトのCCチェインを綺麗に2人に決めガンクをセットアップ。直前に獲得したリフトヘラルドを使い、11分でボットレーンのアウタータワーを獲得し序盤の有利を築く。
3体目のドラゴンが出現する試合時間17分、ドラゴンソウルにリーチをかけられたくないTGS側が集団戦を狙うも、ジャングルアイテムが完成したはいばら選手のオラフがバックラインになだれ込み、後衛陣を壊滅。4キルと3つ目のドラゴンを獲得する。その後も浮いた相手にアッシュのウルトからレオナのウルトのCCチェインによるエンゲージを仕掛け、ドラゴンソウルとバロンを獲得。最後はミッドレーンに置かれたワードにバックラインテレポートを仕掛け、TGSのボットレーン2人をキャッチ。その流れで敵ネクサスを破壊し、KreativeTVが決勝1戦目を制した。
【決勝2戦目】
決勝2戦目もドラフトから見どころだ。ナミの強さを見せつけるとコメントしたNerwin選手のナミ、プロシーンでは使えないコミュニティ大会ならではのピックHyeji Potter選手のヨネ、そしてKreative選手のサイラス。まさに本大会の集大成と言えるだろう。
絶対に負けられないTGS側はレベル1から有利を獲得するために遅れてインベードを仕掛ける。ここでは青バフを奪うことは叶わずも、カウンタージャングルを試みたはいばら選手をNerwin選手が咎め、ナミがファーストブラッドを獲得。スタジオでは黄色い歓声が起こっていた。
どちらのチームも積極的にアクションを起こし、ソロキルや少数戦を連発。試合時間15分で21キルというキルゲームとなった。決勝戦にふさわしいパフォーマンスを両チームとも見せている。有利なのはキャリーにゴールドを集めているKTV側。ハイペースなキルゲームが続き、試合時間23分時点で36キルというスコア。ドラゴンはお互いに2体ずつ獲得という展開になった。
試合が大きく動いたのは試合時間28分、5体目のドラゴンが出現する直前、KTVサポートチャーシュー吉田選手のフックがエズリアルを捕らえ、集団戦を仕掛ける。この仕掛けで3キルと3体目のドラゴンを獲得し、KTVが目に見える有利を築いた。
試合を決定づけたのは6体目のドラゴン前での集団戦だ。Unknown man選手操るセナのスネアが敵のキャリー陣を捕らえ、はいばら選手のへカリムがそれに追従するようにオールイン。エース、ドラゴンソウル、バロンの全てをここで獲得した。
TGS側もタワー下で上手く奮闘するもKTV側が圧倒的なパワーで押し潰しゲームセット。試合時間37分、キルスコア20キルvs31キルでKreativeTVが「e-elements League of Legends Autumn Cup 2020」王者となった。
優勝した「KreativeTV」には、優勝商品としてチーム賞金200万円が贈られる。過去最高レベルのコミュニティ大会となった本大会の模様はYoutubeやTwitchチャンネルなどでアーカイブ視聴することが可能だ。
構成●THE DIGEST編集部
長かった本大会もいよいよ最終戦「The Goat Squad」vs「KreativeTV」だ。決勝1戦目では、ニーコvsヤスオという異色のマッチアップがミッドレーンで見られた。まさに、コミュニティ大会特有のピックが両チームに表れているといえる。
BO3は立ち上がりが重要だと言われるように、前試合では打って変わり、どちらもリスクを取らない穏やかな開始となった。動いたのは1体目のドラゴンが湧く試合時間6分、1人でドラゴンの獲得を狙ったはいばら選手を捕らえ、TGSがファーストブラッドを獲得。ドラゴンはKTVが獲得したものの、3キルと1キルというKTVが不利なトレードとなった。
本大会でも多くの活躍を魅せたTGSサポートNerwin選手のプレイが光る。スネアからウルトのCCチェインを綺麗に2人に決めガンクをセットアップ。直前に獲得したリフトヘラルドを使い、11分でボットレーンのアウタータワーを獲得し序盤の有利を築く。
3体目のドラゴンが出現する試合時間17分、ドラゴンソウルにリーチをかけられたくないTGS側が集団戦を狙うも、ジャングルアイテムが完成したはいばら選手のオラフがバックラインになだれ込み、後衛陣を壊滅。4キルと3つ目のドラゴンを獲得する。その後も浮いた相手にアッシュのウルトからレオナのウルトのCCチェインによるエンゲージを仕掛け、ドラゴンソウルとバロンを獲得。最後はミッドレーンに置かれたワードにバックラインテレポートを仕掛け、TGSのボットレーン2人をキャッチ。その流れで敵ネクサスを破壊し、KreativeTVが決勝1戦目を制した。
【決勝2戦目】
決勝2戦目もドラフトから見どころだ。ナミの強さを見せつけるとコメントしたNerwin選手のナミ、プロシーンでは使えないコミュニティ大会ならではのピックHyeji Potter選手のヨネ、そしてKreative選手のサイラス。まさに本大会の集大成と言えるだろう。
絶対に負けられないTGS側はレベル1から有利を獲得するために遅れてインベードを仕掛ける。ここでは青バフを奪うことは叶わずも、カウンタージャングルを試みたはいばら選手をNerwin選手が咎め、ナミがファーストブラッドを獲得。スタジオでは黄色い歓声が起こっていた。
どちらのチームも積極的にアクションを起こし、ソロキルや少数戦を連発。試合時間15分で21キルというキルゲームとなった。決勝戦にふさわしいパフォーマンスを両チームとも見せている。有利なのはキャリーにゴールドを集めているKTV側。ハイペースなキルゲームが続き、試合時間23分時点で36キルというスコア。ドラゴンはお互いに2体ずつ獲得という展開になった。
試合が大きく動いたのは試合時間28分、5体目のドラゴンが出現する直前、KTVサポートチャーシュー吉田選手のフックがエズリアルを捕らえ、集団戦を仕掛ける。この仕掛けで3キルと3体目のドラゴンを獲得し、KTVが目に見える有利を築いた。
試合を決定づけたのは6体目のドラゴン前での集団戦だ。Unknown man選手操るセナのスネアが敵のキャリー陣を捕らえ、はいばら選手のへカリムがそれに追従するようにオールイン。エース、ドラゴンソウル、バロンの全てをここで獲得した。
TGS側もタワー下で上手く奮闘するもKTV側が圧倒的なパワーで押し潰しゲームセット。試合時間37分、キルスコア20キルvs31キルでKreativeTVが「e-elements League of Legends Autumn Cup 2020」王者となった。
優勝した「KreativeTV」には、優勝商品としてチーム賞金200万円が贈られる。過去最高レベルのコミュニティ大会となった本大会の模様はYoutubeやTwitchチャンネルなどでアーカイブ視聴することが可能だ。
構成●THE DIGEST編集部