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eスポーツ

忙しい社会人でも競技シーンに参加できる「eスポーツ」。国内で人気のジャンルを一挙紹介

THE DIGEST編集部

2020.12.29

サッカー好きほど当たり前すぎて気づかないが、サッカーを知っている=パスやドリブルでのボールの運び方、プレスをかける場所やタイミングがなんとなくわかっているという事実は、サッカーゲームにおいて有利に働く。

サッカー好きほど当たり前すぎて気づかないが、サッカーを知っている=パスやドリブルでのボールの運び方、プレスをかける場所やタイミングがなんとなくわかっているという事実は、サッカーゲームにおいて有利に働く。

【フットボールへの造詣、知識が勝利につながるサッカーゲーム】
 対戦ゲームをeスポーツとして遊びたいと思った場合、サッカーゲームももちろんその選択肢に入ってくる。日常的にサッカー(やフットサル)に触れていると忘れがちだが、サッカーというスポーツのルールや専門誌で語られている戦術はなかなかに複雑で、そういった要素を忠実に再現しているサッカーゲームのセオリー……たとえばパスを回してマーカーを剥がす、相手のアンカー(ワンボランチ)の左右やサイドバックが攻め上がってできたスペースを突く、ウイングにシュートを打たせたいなら右サイドには左利き、左サイドには右利きの選手を配置するといったような知識を最初から備わっているというのは、大きなアドバンテージになる。

 現実のサッカーとリンクしたようなゲーム内(対戦)イベントが定期的に開かれるのも、サッカーゲームの競技シーンの特徴のひとつ。たとえば『ウイニングイレブン』シリーズの最新作『eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE』では、実際のサッカーでビッククラブ同士の戦いやダービーマッチが行なわれる周辺ではゲーム内で“matchday”と呼ばれるイベントが開催され、期間中に対戦すればmyClubモードでチーム強化に使える、eFootballポイントがより多く得られるといったサービスが今年12月から始まってもいる。

 現在はmyClubモードを基本料金無料でプレイできる『eFootball ウイニングイレブン2021 LITE』の配信もPS4で始まっているので、この機会に『ウイニングイレブン』シリーズの対人戦デビューを飾ってみてはいかがだろうか。
 
 そして最近はゲーム内で対人戦を推奨する工夫やゲームメーカーからの働きかけだけではなく、企業そのものにe-スポーツにまつわるサービスを提供する動きも現れ始めている。その一例として話題を集めているのが、社会人を対象にしたアマチュアeスポーツリーグ“AFTER 6 LEAGUE”。この大会では今回の記事で取り上げた『シャドウバース』やeFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE』を始めとした5部門に60社の企業で働くプレイヤーが参戦。半年にわたるリーグ戦を行なっている。

 他にも株式会社エイプリルナイツが手がけている社会人ゲーマー向けコミュニケーションプラットフォーム『cogme(コグミー)』、企業の部活動としてeスポーツを推進する“企業eスポーツ部創設支援サービス”など、会社そのものにeスポーツにまつわるサービスも提供され始めている。職場の周りにいる仲間も巻き込んでeスポーツを楽しみたいと思っている人は、こういったサービスを利用してみるのもアリだ。

構成●THE DIGEST編集部

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