オランダ・エールディビジで15戦18ゴールの日本代表FWに、海外メディアが注目している。フェイエノールトの上田綺世が、15節ズウォーレ戦で４得点と大爆発。前半だけでハットトリックを達成し、55分にはシーズン18点目となる４点目を決めた。

　そんな上田に対し、英ロンドンを拠点とするサッカーメディア『Get Football』のベルギー・オランダ版サイト『Get Belgian & Dutch Football』は、「日本代表のストライカーは欧州トップリーグのスカウトリストに名を連ねる存在であり、もしワールドカップで強い印象を残せば、来夏の移籍市場で価値を高めるのは間違いない」と、オランダで獅子奮迅の活躍を見せる上田が来夏、欧州主要リーグにステップアップする可能性を示唆した。

  　そんな上田を擁する日本代表は、北中米W杯でオランダ代表と同じグループFに組み込まれた。

「日本代表にとって、グループ最大の脅威になるのはオランダだ。日本は単なる数合わせで大会に出場するわけではない。フェイエノールトの上田と渡辺剛は、自国代表が大会の頂点に立つ実力があることを確信している。ズウォーレ戦後に日本のワールドカップ優勝の可能性を問われた渡辺は、“チャンスは間違いなくある”と語った」

　同メディアがW杯における日本代表のキーマンに挙げたのは上田だった。

「ズウォーレ戦で４ゴール。エールディビジ15試合で18ゴールを決めている。日本代表が大会を勝ち進むうえで鍵になるのは上田だ」

　エールディビジでの大活躍に加え、W杯グループステージでオランダと対戦。上田が現地で、まばゆいスポットライトを浴びている。

構成●THE DIGEST編集部

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