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海外サッカー

「無力」「精度がない」 国王杯で精彩を欠いた久保建英に現地メディアは軒並み厳しい評価…市場価値の下落を懸念するクラブによって今冬に売却の可能性も!?

THE DIGEST編集部

2025.12.18

ジローナ戦で厳しいマークを受ける久保。不振が続く。(C)Getty Images

ジローナ戦で厳しいマークを受ける久保。不振が続く。(C)Getty Images

 現地時間12月16日に行なわれたコパ・デル・レイ(国王杯)3回戦で、レアル・ソシエダはエルデンセ(3部リーグ所属)を2-1で下して16強入りを果たしている。

 ラ・リーガ第16節ジローナ戦(1-2)で今季8敗目を喫してセルヒオ・フランシスコ監督が解任されてから最初の一戦、Bチームを率いるホン・アンソテギを監督代理に迎えたソシエダは、79分にリュカ・スチッチが先制。しかし、直後に追いつかれて延長戦突入が濃厚かと思われたが、アディショナルタイム6分にパブロ・マリンの決勝ループ弾が決まり、劇的な展開で公式戦では3試合ぶりとなる勝利を飾った。

 これまで国王杯では出場のなかった久保建英は、3戦目にして先発出場を果たし、マリンとの交代を命じられるまで85分間、ピッチに立ち続けて、ボールタッチ44回、シュートなし、パス26本(成功20本)、チャンスメイク2回、ドリブル4回(成功1回)、タックル1回、クリア1回、インターセプト1回、ボール奪取2回、デュエル14回(勝利9回)、ファウル1回、被ファウル3回というスタッツを記録している。
 
 スペインのラジオ局『Cadena SER』は、「ソシエダは、ゴンサロ・ゲデスを攻撃の中心に据え、久保を右サイドからスタートさせて相手の5バックの守備を崩しにかかる布陣を採用していた」と報じたが、この日本人アタッカーの働きについて、現地メディアは厳しめな評価を下した。

 マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、アンソテギ監督代理の初勝利を祝福する中で、「スコアが同点のまま残り10分となった場面で、カルロス・ソレールと久保を下げるという決断を躊躇わず、マリンとランデル・アスティアサランという2人の若手をピッチに送り込んだ」とその決断を称賛したが、裏を返せば、これは背番号14の出来に彼が満足していなかった証とも言えよう。

『as』紙は、「ソシエダの重要な選手たちは、多くの場面でミスを重ねていた」と伝え、久保については「試合に入れていない状態が続き、クロスはことごとく合わず、1対1の局面でも相手を振り切れなかった」とネガティブに振り返り、3点満点の採点では「1」を付与。また、チームの攻撃の多くが左サイドで展開された点を踏まえ、「ソシエダは久保を忘れていた」と表現し、ライブ実況の時期では彼のプレーを「無力」「精度がない」と酷評している。
 

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