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海外サッカー

「本田は重要な選手のひとりだ」本田圭佑の復帰をボタフォゴ新指揮官が待望!「やりやすいと感じるポジション」での起用も示唆

THE DIGEST編集部

2020.10.05

本田はどのポジションで起用されるのか。ラザロニ新監督の采配に注目が集まる。(C)Getty Images

本田はどのポジションで起用されるのか。ラザロニ新監督の采配に注目が集まる。(C)Getty Images

 10月4日(現地時間)、ブラジル全国選手権(セリエA)で、本田圭佑が所属するボタフォゴは、1-1でフルミネンセと勝点1を分け合った。

 前節、バイーアに1-2で敗れてリーグでの連続未勝利を9試合に伸ばした後、パウロ・アウトゥオーリ監督が辞任。内部昇格を果たしたブルーノ・ラザロニの下、新たなスタートを切った一戦は、前半にオウンゴールで先制を許した後、73分にカイオ・アレシャンドレのゴールで追いついた。

 またしても引き分けに終わったボタフォゴのリーグ通算成績は1勝9分け(!)3敗。降格圏内である(20チーム中)19位からの浮上はならなかった。

 ブラジル代表や横浜F・マリノスの監督を歴任したセバスティアン・ラザロニの息子は、相手の倍以上となる17本のシュートを放ちながらも勝利に手が届かなかった一戦を「物事は繰り返し起こってしまった」と現地紙『LANCE!』に語った。

「攻撃に関しては良好で、シュート数は相手の倍、5つの決定的な得点機があった。謙虚に考えても、もしこの試合に勝者が存在するなら、それはボタフォゴであるはずだ」

 こう自身のデビュー戦を振り返った指揮官は、今後の戦い方について「我々には良いストライカーがいるので、サイドにボールが渡った時のプレーを、これまで以上に極めていきたい」ともつけ加えている。
 
 また、現在は足首の負傷で戦列を離れている本田圭佑にも言及。コパ・ド・ブラジルのヴァスコ戦でボランチとしてチームをコントロールし、次ラウンド進出の立役者となった背番号4の復帰を待望しているという。

「医療チームと本田自身からのフィードバックを待っているところだ。彼がプレーできそうなら、可能な限り強いチームで試合に臨みたい。我々は今季、何人かの重要な選手を失ってしまっているが、本田もそのひとりだ。全ての戦力が揃えば、試合の中でより多くのオプションを持つことができる」

 監督交代によって、ボランチからより攻撃的なポジションへの移行も予想されている本田だが、ラザロニ監督は「やりやすいと感じるポジションでプレーするべき」とも語っている。

 3日に投稿されたSNSに「Step by step.」という一文とともに、トレーニングを行なう写真を投稿した本田。そのプレーを再び見られるのはいつか。ボタフォゴは7日、ホームで現在3位のパルメイラスを迎え撃つ。

構成●THE DIGEST編集部
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