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海外サッカー

サバデル首脳陣が明かした香川真司との交渉の現状「シンジはトッププライオリティだ」

THE DIGEST編集部

2020.10.07

サバデルと香川の交渉は現在も継続中のようだ。(C)Getty Images

サバデルと香川の交渉は現在も継続中のようだ。(C)Getty Images

 欧州主要リーグの移籍市場は10月5日で幕を閉じたが、サラゴサとの契約を解除してフリーランスとなった香川真司は、現在も新たな所属チームが決まっていない。

 新天地候補として最有力視されているのが、スペイン2部のサバデルだ。現地メディアの『Diari de Sabadell』によれば、このカタルーニャのクラブは、「チームのクオリティを上げてくれるであろう大変重要な存在」として日本人選手の獲得を熱望しているが、一方で財政面の問題から「困難なオペレーション」だとも認めていた。

 スペインでのプレーにこだわる香川が、この人件費総額420万ユーロ(約5億円)といわれる小規模クラブと契約を交わせるのかどうかが注目されている中、地元ラジオ局『Radio Sabadell』のインタビューに答えたサバデルのホセ・マンサネラSDが、現状を明らかにしている。

 彼によると、移籍市場の期間内で9人の新戦力を手にしたクラブは、追加のひとりを加えるか否かを検討している最中だというが、香川サイドとの交渉は続けており、「電話でシンジや代理人と何度も話しながら、我々のプロジェクトを説明し、彼に対する考えを伝えている」という。

 サバデルは今回の移籍市場で前線の強化を目指し、ビルバオからゴルカ・グルセタ、セルタからファン・エルナンデス、そして締め切り直前には、昨季、2部のアルコルコンで16ゴールを挙げる活躍を見せたストイチコフをマジョルカから、それぞれレンタルで獲得し、当初の目的をある程度は達成している。
 
 その上で、香川を「プラスアルファの存在」として迎え入れたいサバデルだが、そこにはやはり財政面での調整が必要になるため、交渉を進めながらも状況を見定めているのだと、マンサネラSDは語る。

「彼だけが唯一の選択肢というわけではなく、まだクラブと契約を結んでいない選手の名前が、リストには増えている。とはいえ、現時点ではシンジが我々にとってのトッププライオリティだ」

 香川の去就については、バルセロナの日刊紙『MUNDO DEPORTIVO』も取り上げており、「サバデルは日本の桜を待っている」と題した記事で、両者の交渉が継続中であることを報じている。

 移籍市場としての締め切りは存在しない交渉だが、すでにシーズンは始まっており、香川も長く試合から遠ざかっているだけに、あまり長引かせたくはないだろう。いつ、どのような結論が出されるのかが注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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