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海外サッカー

「選手たちには満足」ストイコビッチ、セルビア代表監督初陣を逆転白星で飾る!現地メディアは「使命完遂に向けて最良のスタート」と評価

THE DIGEST編集部

2021.03.25

初陣を勝利で飾ったストイコビッチ監督は、11年ぶりの白星発進は非常に重要だ」と語った。(C)Getty Images

初陣を勝利で飾ったストイコビッチ監督は、11年ぶりの白星発進は非常に重要だ」と語った。(C)Getty Images

 3月24日(現地時間)、カタール・ワールドカップの欧州予選が行なわれ、グループAではセルビアが3-2でアイルランドを下した。

 ベオグラードでのこの一戦は、セルビアの代表監督に就任したドラガン・ストイコビッチの初陣であり、同国サッカー協会はSNSで「現役時代は我々の代表チームのキャプテンであり、真のリーダーだったストイコビッチが今夜、監督としてワールドカップ戦に向けて“イーグルス”を牽引する」と、新指揮官へ期待を寄せていた。

「モダンで魅力的な攻撃サッカー」を標榜するストイコビッチ監督だが、この試合に向けての準備期間は非常に少なく、チームは前半、アウェーチームに苦しめられ早々に先制ゴールを奪われたが、40分にフィオレンティーナで活躍するドゥシャン・ヴラホビッチが抜け出して同点とする。
 
 後半は攻勢に立ち、69分に交代出場のアレクサンダル・ミトロビッチがペナルティーエリア外からの巧みなループ弾で勝ち越し、さらに彼はその6分後に相手DF2人に競り勝ってヘディングシュートで追加点。新体制の下でキャプテンに任命されたドゥシャン・タディッチが3アシストを記録したセルビアは、86分に連係ミスを突かれてアイルランドに1点を返されたものの、最後までリードを守り切った。

 予選、そして自身の代表監督キャリアで白星発進となったストイコビッチ監督。試合後は「勝点3を得たことは何より大きい。初戦は常にハードなものだ。準備時間はほとんどなかったが、大きな希望を抱いてプレーした選手たちには満足している。先制されても彼らは決して諦めず、強さと知性を駆使して流れを変えてみせた」と、選手を称賛した(『ZURNAL』より)。

 2010年(EURO2012予選の開始年)以降、ビッグイベントの予選初戦で勝利がなかったことについて「ミスを犯し、相手にゴールをプレゼントしてしまったが、11年ぶりの白星発進は非常に重要だ」と語った指揮官は、選手選考にも言及した。

「おそらく多くの人々を驚かせただろう。これは、タイトなスケジュールに対応するためのものだ。3日後(27日)にはポルトガル戦、そしてアゼルバイジャン戦(30日)と続く。我々スタッフは、選手をケアするために、頭を使う必要がある」
 

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