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海外サッカー

アトレティコ戦で終盤登場の南野拓実、「インパクトを与えるのに苦労」「良いボール捌き」と現地メディアの評価分かれる

THE DIGEST編集部

2021.11.04

今季5試合目の出場となった南野。少ないチャンスをものにしてチーム内での序列を上げたいところだ。(C)Getty Images

今季5試合目の出場となった南野。少ないチャンスをものにしてチーム内での序列を上げたいところだ。(C)Getty Images

 現地時間11月3日、チャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージ第4節が行なわれ、リバプールはアトレティコ・マドリーを2-0で下し、4連勝で早くも決勝トーナメント進出を決めた。

 本拠地アンフィールドでの一戦、「レッズ」は序盤から主導権を握り、13分にはトレント・アレクサンダー=アーノルドからのクロスに、マークの外れたディオゴ・ジョッタが合わせて先制。さらに8分後には、再びアレクサンダー=アーノルドがゴール前に入れたシュート性のボールをサディオ・マネが反応良く軌道を変えて加点する。

 その後、アウェーチームが数的不利(36分にフェリペが一発退場)を負ったこともあり、チャンスを量産して2度ネットを揺らしたが、いずれも無効となり、3点目とはならず。しかし、危なげなく90分を過ごして勝点3を積み重ねた。
 
 データサイト『Opta』によれば、この勝利でリバプールの全コンペティションにおける連続無敗が25試合に伸び、これは1982年以来のことであり、1893年にフットボールリーグに参戦してからは初のことでもあるという。また、ユルゲン・クロップ監督のリバプールでの勝利数が200(334試合で指揮)に達し、このクラブではビル・シャンクリー、トム・ワトソン、ボブ・ペイズリー、ケニー・ダルグリッシュに次いで5人目とのことだ。

 クラブ史に名を残したドイツ人指揮官は、「ボビー・フィルミーノがハムストリングを痛めて退場することがなければなお良かったが、それ以外の面では、良いパフォーマンスだった。グループステージではここまで、信じられないようなことが起きている。ドローを見た時には、こうなることは予想していなかったし、誰もがそうだっただろう。これは特別なことだ」と試合を振り返り、ここまでの歩みに満足感を示している。

 またクロップ監督は、この試合で78分にアレックス・チェンバレンとの交代でピッチに立った南野拓実にも言及、「タキは明らかに調子が良く、ピッチに立てば、ご覧になったように、チャンスも迎えた」とポジティブな印象を語った。
 

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