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日本代表

約3か月ぶり復帰の冨安健洋に多くの英メディアが好意的評価!右SBを争うライバルには酷評も「セドリクはポジションを失う」

THE DIGEST編集部

2022.04.25

マンチェスター・U戦で復帰を果たした冨安。C・ロナウドにイエローカードを提示させるファウルも誘発した。(C) Getty Images

マンチェスター・U戦で復帰を果たした冨安。C・ロナウドにイエローカードを提示させるファウルも誘発した。(C) Getty Images

 4月23日に行なわれたプレミアリーグ第34節で、アーセナルは3-1でマンチェスター・ユナイテッドを下して単独4位に浮上(暫定)した。

 この本拠地エミレーツ・スタジアムでの重要な勝利を、ピッチ上で喜んだメンバーの中には、冨安健洋の姿もあった。ふくらはぎの負傷で1月20日のカラバオカップ準決勝リバプール戦以降、プレーから遠ざかっていた日本代表SBは、アディショナルタイムにセドリク・ソアレスとの交代で久々の出場を果たしていた。
 
 ピッチに立つ瞬間、大きな歓声と拍手に迎えられた冨安は、終了間際の登場ということもあり、ボールに触れる回数はわずかだったが、思い切った前への飛び出しからドリブルで進み、この試合でプレミアリーグ通算100ゴールを決めたクリスチアーノ・ロナウドがチェックに来たところでファウルを誘いイエローカードを提示させるなどの見せ場も作り、試合後はチームメイトたちからも復帰を祝福された。

 自身のSNSでは英語で「ピッチに戻って来られて、とても嬉しい。温かい歓迎、本当にありがとう」とメッセージを発した23歳に対し、ミケル・アルテタ監督は「彼はファンから歓迎を受けるに相応しい選手だと思う。この数か月間、彼は難しい時期を過ごしてきた。復帰を待ち望みながら、日々のトレーニングにどれほどの時間を費やしてきたかを見れば、称賛に値すると思う。だからこそ、彼へのファンの反応は正しかったと信じている」と賛辞を贈った(アーセナル公式サイトより)。

 現地メディアの報道を見ると、わずかな出場時間ということで、当然ながらほとんどが採点なしとなっているが、その中で日刊紙『THE Sun』は10点満点中の及第点となる「6」を与え、「ボールにはわずかな回数触れただけだったが、アーセナル・ファンは右SBのファーストチョイスがピッチに戻って来たのを見て、大喜びした」と寸評を綴っている。

 なお、『THE Sun』は、アーセナルのレジェンドOBであるトニー・アダムスの「トミが最後に復帰した。セドリクは危なっかしいので、これは素晴らしいことだ。これで守備力を高めることができれば、アーセナルは4位の座を手に入れられる」とのスポーツ専門放送局『astro SUPERSPORT』へのコメントを紹介した。

【動画】冨安が復帰したアーセナルvsマンチェスター・U戦!
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