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海外サッカー

復活弾の古橋亨梧を英メディアはどう評価したのか? チーム最高の採点「8」の一方で「完調ではない」と指摘する声も

THE DIGEST編集部

2022.04.26

復帰後初スタメンで得点を挙げた古橋。しかし、ハットトリックを達成できたとする指摘も。(C) Getty Images

復帰後初スタメンで得点を挙げた古橋。しかし、ハットトリックを達成できたとする指摘も。(C) Getty Images

 現地時間4月24日に行なわれたスコットランド・プレミアシップ(チャンピオンシップ・グループ)第34節で、セルティックはロス・カウンティを2-0で下したが、このアウェーマッチで古橋享梧が久々の先発出場で先制ゴールを挙げた。
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 昨年12月26日のセント・ジョンストン戦以来となるスタメン入りを飾った日本人CFは、開始12分にジョッタの右からのクロスを受けてヘディングシュート。打点の高さ、シュートの強さ、コースと文句なしの一撃で、昨年12月19日のリーグカップ・ハイバーニアン戦以来となる公式戦での得点を記録すると、その後もオフサイドで無効になった鋭い抜け出しからのシュート、クロスバーを叩いたダイレクトボレー、こぼれ球を詰めた決定機(相手GKにヒット)と、幾度もゴールに迫った。

 64分に交代でベンチに退いた27歳は、自身のSNSで「重要な勝点3! よくやった!」と自身の得点よりもチームの勝利を喜んだが、セルティックは公式サイトで「昨年末以来となるスタメン入りで注目が集まる中、開始からわずか12分で先制ゴールを決めるという、これ以上ないシナリオだった」と、古橋を称賛し、スタメン復帰を祝福している。

 公式戦17得点(リーグ9得点)に達した彼に対し、アンジェ・ポステコグルー監督は「このゴールは、復帰するために懸命に頑張ったことへの報酬だと思いたい」「まだ完調ではなく、以前の彼であれば、今日は3ゴールを決めていただろう」と称賛とともに、そして今後への期待を示した。

 一方、現地メディアの報道や評価を見ると、英国公共放送『BBC』は、前述のように多くの決定機を迎えたことから、「キョウゴはもっと決めるべきだった」と指摘したものの、「昨年12月以来の最初のゴール」については「ジョッタの素晴らしいクロスを受けて、頭でゴールネットに矢を放った」と表現。視聴者投票による採点では「7.31」と、1得点・1アシストで最優秀選手に選出されたジョッタ(採点は「7.36」)に次ぐ、チーム2番目に高い数字を与えられている。
 
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