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海外サッカー

ハーランドのシティ移籍で他の注目銘柄への影響は? 海外メディアがエムバペ、レバンドフスキ、サラーら大物FWの去就を展望

THE DIGEST編集部

2022.05.12

今夏の去就が注目される大物アタッカー。写真は左上から時計回りに、ハーランド、サラー、レバンドフスキ、エムバペ。(C) Getty Images

今夏の去就が注目される大物アタッカー。写真は左上から時計回りに、ハーランド、サラー、レバンドフスキ、エムバペ。(C) Getty Images

 今夏の移籍市場の注目銘柄のひとつであり、その去就が世界中から注視されていたドルトムントのアーリング・ハーランドが来季より、マンチェスター・シティの一員として、プレミアリーグに参戦することとなった。

 現地5月10日、シティは21歳のノルウェー代表FWの移籍についてドルトムントと基本合意に達したと発表。複数の現地メディアによれば、契約解除金として設定されている5100万ポンド(約82億円)をシティが満額支払うことになり、ハーランドは5年契約で週給37万5000ポンド(約6000万円)を受け取ることになるという。
 
 2016年にプロデビューして以降、ブリン、モルデ、レッドブル・ザルツブルク、ドルトムントでプレーしてきたハーランドは、2018年以降は毎シーズン二桁得点(公式戦通算)を維持し、2019-20シーズンに40試合で44得点、翌シーズンも41試合で41ゴールを挙げ、今季もここまで29試合で28得点という高い得点&得点率を記録しており、シティだけでなく、スペインのレアル・マドリー、バルセロナも獲得に高い関心を示していた。

 英国公共放送『BBC』によれば、彼がシティを選んだ理由として、同じくノルウェー代表だった父アルフ・インゲが2000~03年まで所属したクラブであること、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でプレーできること、シティがプレミアリーグやチャンピオンズ・リーグ(CL)などの主要タイトルを狙えるチームであること(過去5シーズンでその実績を残してきた)を挙げている。また、父親のアドバイスが、決定に大きな影響を与えたともいう。

 英国の日刊紙『INDEPENDENT』は「昨季、トッテナムからハリー・ケインを獲得しそこなったシティにとって、ハーランドの到来により、セルヒオ・アグエロの穴が埋まることになった。シティはここ数シーズン、ストライカーなしに多くの試合を戦ってきたが、ハーランドがこれまでのフォームを保てば、多くのゴールをもたらすだろう」と、シティにとって待望の存在であるとして、新天地の活躍に期待を寄せた。

 こうして去就を決したハーランドへの興味もさることながら、これによって他の注目銘柄がどのような動きを見せるかにも人々の関心が集まっているが、米国の放送局『CBS』も同様であり、注目を集めるビッグネームの今後を予想している。
【動画】シティ移籍が決定したハーランドの驚愕プレー集!
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