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海外サッカー

「キャリア最大の挑戦」日本代表の2選手が欧州名門クラブに加入! 守田英正と板倉滉に寄せられる期待とは?

THE DIGEST編集部

2022.07.04

欧州では伝統ある古豪クラブに加入することになった守田(左)と板倉(右)。新シーズンからの活躍が期待される。(C) Getty Images

欧州では伝統ある古豪クラブに加入することになった守田(左)と板倉(右)。新シーズンからの活躍が期待される。(C) Getty Images

 現地時間7月1、2日と、日本人選手が連続で欧州の名門クラブへの加入を果たした。守田英正のスポルティング入りと、板倉滉のボルシアMG入りである。

 前者は、ポルトガルの日刊紙『A Bola』などによれば、推定移籍金額は380万ユーロ(約5億円)。2026年までの4年契約で、契約解除金は4500万ユーロ(約58億5000万円)に設定された。一方、マンチェスター・シティが所有元となっていた後者は、完全移籍での4年契約で、背番号は「3」、移籍金は500万ユーロ(約6億5000万円)+ボーナスとのことだ(ドイツの日刊紙『BILD』より)。
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 以前からスポルティング入りが確定的といわれ、“先走り”して移籍について言及したことで前所属のサンタ・クララからペナルティを受けたこともあった守田は、ようやくの発表を受けて、「ポルトガルに来てから、スポルティングでプレーしたいと思っていました。非常に大きく、素晴らしいクラブであり、ここに来られて本当に幸せです。これは間違いなく、僕のキャリアで最大の挑戦です。チャンピオンズ・リーグでプレーすることは僕の長年の夢であり、信じられません」との声明を発表している。

 チームを率いるルベン・アモリム監督について「知性溢れ、積極的なチームを構築しました。それは僕にとって居心地の良いものであり、早く監督と一緒に仕事をしたいと思っています」と語り、「6番、8番のどちらのポジションでも、争いに勝つ自信があります」と頼もしいコメントを残したMFについて、ポルトガルの日刊紙『Record』は「116周年の贈り物」、オンライン新聞『Diario de Noticias』は「誕生日プレゼント」と、1906年7月1日のクラブ創立日を絡めて報じた。

『Diario de Noticias』はまた、スポルティングとサンタ・クララの交渉が長い時間を要したことを伝えるとともに、「2014-15シーズンに20試合でプレーし、タッサ・デ・ポルトガルを獲得した田中順也(現FC岐阜)の記録を更新することに挑む」と記述。また、中島翔哉(ポルトからポルティモネンセへレンタル)を「ポルトガルで最も成功した選手」として紹介し、彼を超えることは「より困難を伴う」と綴っている。
 
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