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日本代表

シャルケの吉田麻也獲得を現地メディアは「非常に大きな価値がある」と高評価! 33歳のDFに最も期待されているのは!?

THE DIGEST編集部

2022.07.06

シャルケへの移籍が正式に決まった吉田。新シーズンへの期待が高まる。(C) Getty Images

シャルケへの移籍が正式に決まった吉田。新シーズンへの期待が高まる。(C) Getty Images

 ドイツ・ブンデスリーガのシャルケが7月5日、DFの吉田麻也を1年契約(1年間の延長オプション付き)で獲得したことを発表した。

 先月いっぱいで2年半所属したサンプドリアとの契約が満了を迎えた彼には、イタリアのモンツァやトルコのトラブゾンスポルからの関心が報じられたりもしたが、33歳の日本代表キャプテンが選んだのは、自身欧州4か国目となるドイツでの挑戦だった。

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「シャルケのユニホームを着ることができ、非常に嬉しく思います。そして、仲間やコーチ陣、ファンと仲良くなれるのを楽しみにしています。以前、内田篤人選手がまだ右SBとして守っていた頃、フェルティンス・アレーナで試合を観戦したことがありました。ブンデスリーガは、僕が以前から興味深く見守ってきたリーグです。だから、ついにその一員になれたことを嬉しく思っています」

 このように加入の喜びを語った吉田。また、かつてシャルケに7シーズン在籍し、ファンからもチームメイトからも愛された「ウッシー」こと内田とのエピソードについては、ドイツの日刊紙『BILD』が「2人は親友であり、ブンデスリーガに昇格したばかりのチームに関する必要な情報を、事前に入手していた」と明かしている。

 また、昨季はシャルケでプレーし、CBや守備的MFとしてチームの1部昇格に大貢献した板倉滉との関係にも言及し、「吉田は移籍前、日本代表の同僚でもある板倉に電話をかけた。2人は代理人も同じである」と紹介。吉田は今後、“日本の要塞”であるデュッセルドルフで、ボルシアMGに移籍した板倉の自宅に近いアパートに住みたいと考えているという。

 日本代表では119キャップ、プレミアリーグ(サウサンプトン)では152試合、セリエA(サンプドリア)で72試合、そしてオランダ・エールディビジ(VVVフェンロ)で54試合に出場した記録を持つ、経験豊富なDFを獲得したことについて、シャルケのルベン・シュレーダーSDは、以下のように理由を語った。

「マヤは、我々のチームで重要な役割を果たすための、技術、フィジカル、人間性の全てを備えている。彼はすでに、イタリア、イングランド、オランダ、そして日本で、絶対的リーダーとしての資質を証明している。チームがブンデスリーガで成功するのを、彼が手伝ってくれると確信している」
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