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海外サッカー

「ますます魅力的なクラブになる!」モナコ加入の南野拓実を現地メディアは「価値ある資産」と高評価

THE DIGEST編集部

2022.07.22

20日に入団会見に臨んだ南野。クラブからは大きな期待をかけられている。(C) Getty Images

20日に入団会見に臨んだ南野。クラブからは大きな期待をかけられている。(C) Getty Images

 今夏、リバプールからリーグアンのモナコに移籍した南野拓実。現地時間7月16日にはイタリアのインテルとの親善試合で実戦デビューを飾り、鋭い反転からの惜しいシュートなど、今後に期待を持たせるプレーを披露した。

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 そんな日本代表FWが20日、フランスのラ・トゥルビーで、同時加入のスイス代表FWブレール・エムボロ(←ボルシアMG)、メス時代には川島永嗣(現ストラスブール)とポジションを争ったGKトマ・ディディヨン(セルクル・ブルージュからのレンタル)とともに入団会見に臨み、意気込みを語っている。

 多くの選択肢の中からモナコを選んだ理由を、「最初にアプローチしてくれたクラブであり、僕もすぐに興味を持ったので、フィリップ・クレマン監督とポール・ミッチェルSDに会い、魅了されて、この名門クラブでプレーしたいと思いました」と語った彼は、16歳の時にトレーニングに参加し、入団に向けて手応えを掴んだものの、言葉の問題で叶わなかったことを「少し悲しい記憶」として、「トレーニングセンターやスタッド・ルイ2世を見て、いつかここでプレーしたいと思っていました」と明かした。

 リーグアン参戦にあたっては、「酒井宏樹(元マルセイユ)選手と川島選手から、リーグの良いところを多く教えてもらい、スピードが非常に速く、成長するのに最適な環境であると言われた」という南野は、新天地での1年目について、「(11月に開催される)カタール・ワールドカップは個人としての目標ですが、その前にまず新しい環境に慣れ、モナコで良いパフォーマンスをしたいと思っています。ここで自分のクオリティを示すことが重要です」と抱負を語っている。

 チームに対する貢献の方法として、「監督からは、多くの優秀な若い選手で構成されたこの集団に、僕の経験をもたらしてほしいと頼まれました。試合へのアプローチやメンタル面のコントロール方法など、僕が得てきたもの全てをチームメイトに還元できると思います」「何よりも、チームを可能な限りサポートし、日々、全力を尽くします」とコメント。ポジションについては「10番としてのプレーが最も快適で理想的ですが、両サイド、ストライカーとしてもプレーできます」と、指揮官の決定に従うとした。

 そんな南野については、リーグアンも関心を寄せており、SNSでは日本の人気サッカー漫画「キャプテン翼」を真似たタッチのイラストで彼を歓迎し、公式サイトではその経歴を詳しく紹介するとともに、「鋭いボールコントロールと低い重心で、相手DFの対応を非常に難しくする」と、プレーについてもポジティブに評している。
 
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