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海外サッカー

板倉滉、開幕2戦の内容に独メディアが「強さと先進性をアピールした」と高評価! 古巣対決には「熱狂的な歓迎を受けた」と言及

THE DIGEST編集部

2022.08.15

古巣との対戦で存在感を見せたボルシアMGの板倉。日本人対決ともなったシャルケ戦は2-2のドローに。(C) Getty Images

古巣との対戦で存在感を見せたボルシアMGの板倉。日本人対決ともなったシャルケ戦は2-2のドローに。(C) Getty Images

 ドイツブンデスリーガは第2節が行なわれ、現地時間13日に板倉滉が所属するボルシアMGとシャルケが対戦し、2対2のドローに終わった。

 板倉は開幕戦に続きスタメンでピッチに立ち、フル出場を果たしている。勝利こそならなかったものの、攻守での安定感あるプレーを披露し、試合後には第2節のベストイレブンにも選出、初めて挑むドイツ1部リーグで、早速その存在は広く知れ渡ることとなった。
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 このゲームでは吉田麻也との日本人対決として注目を集めていた他、板倉にとってはもう一つ大きな意味を持つゲームだった。昨シーズンまで所属していた古巣との対戦、さらにかつてのホームへの帰還とあって、現地メディアは試合内容以外にもフォーカスしている。

 ドイツニュースサイト『WAZ』では、試合翌日の14日に板倉の特集記事を配信、シャルケサポーターの反応や、板倉本人のコメントなども報じている。

 記事では冒頭より「土曜日にグラッドバッハのジャージを着たコウ・イタクラを見たシャルケファンは胸が痛んだことだろう」と綴っており、「彼はシャルケに残りたかっただろうし、シャルケのファンも彼がS04のジャージを着続けるのを見たかったはずだ。しかし、センターバックの正式加入は経済的な理由で失敗し、結局グラッドバッハが元シャルケの英雄と契約することになった」と、移籍の経緯を振り返った。

 一方で、「イタクラは、シャルケのホームゲーム初戦で、熱狂的な歓迎を受けた。彼への拍手と声援があった。そして、この名選手はゲルゼンキルヒェンに戻ってきたことを喜んでいた」と、今節の試合の様子を伝えている。

 その上で、古巣を相手に引き分けに終わったことについて板倉が「ポイントを落とした」と、不本意な結果と捉えていることや「僕は新人選手なので、まずは自分を証明しなければならない」「『定位置』があるのかどうか。中央のDFや中盤にはいい選手がたくさんいて、競争も激しい」と、現在のチーム内での立場評するコメントも紹介している。

 同メディアは「この日本代表は、今季2戦して強さと先進性をアピールした」とここまでのプレーを称えており「シャルケは過去にある。今、イタクラが大切にしているのはグラッドバッハの成功である」と述べ、記事を締めくくった。

 多くのサポーターに愛されながら、着実にステップアップを果たしている板倉。25歳の新たな戦いは始まったばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部
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