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海外サッカー

「バイエルンはイタクラに注意が必要だ」ボルシアMG板倉滉の評価がうなぎ上り! 首位攻防戦へ日本代表DFに高まる期待

THE DIGEST編集部

2022.08.25

ボルシアMGで存在感を見せる板倉。週末にはバイエルンとの首位攻防戦を迎える。(C) Getty Images

ボルシアMGで存在感を見せる板倉。週末にはバイエルンとの首位攻防戦を迎える。(C) Getty Images

 ドイツ国内でこの男の評価が高まり続けている。

 今季よりボルシアMGに加入した板倉滉だ。開幕からセンターバックとして、全試合でフル出場している日本代表DFには、チームも2勝1分け、リーグ2位と好調を維持していることからも、その貢献度を称える声が後を絶たない。

 また、今週末には3連勝で首位に立つバイエルン・ミュンヘンとの大一番を迎えるとあって、現地メディアからの板倉への期待は膨らみ続けている。

【動画】諦めない!何度でも食らいつく! 板倉滉が古巣シャルケ戦で魅せた白熱の1対1!
 
 ドイツスポーツサイト『ran』では、今シーズンの板倉のプレーにフォーカスし、クラブを率いるダニエル・ファーク監督のコメントも交えながらここまでの活躍を振り返っている。

 現地時間24日に配信された記事では冒頭より、板倉がクラブ加入時のエピソードとして「監督のダニエル・ファークは、この『ポリバレント』な日本人選手をどこに配置すればいいのか、よくわからなかったようだ」と綴られており、当初、指揮官が板倉の起用法に頭を悩ませていたことを明かしている。

 その理由として、板倉が守備面で多くのポジションをこなせるためだったと述べており、その後、開幕からの3試合を終え「この疑問は明らかに解決されたように思える。ファークは3試合とも、ディフェンスラインの中央で起用し、成功を収めたからだ」と指摘、センターバックで定着したことを強調した。

 さらに指揮官による「ブンデスリーガの名門チームでプレーするのと、2部リーグのレベルでプレーするのでは、まったく違う。このレベルのために働かなければならない」と、開幕前に語っていたコメントも掲載し、その上で同メディアは「真実は違った。板倉は、まるで何年もこのチームで、何年もこのレベルでやってきたかのようなプレーをする」として、ここまでのパフォーマンスを評した。

 また、今週末の対戦相手であるバイエルンは昨シーズン、ボルシアにリーグ戦で敗戦を喫している。記事では「バイエルンはボルシアとの過去の試合を忘れていないだろう。リーグ首位のミュンヘンは恐るべき相手、ボルシアMG、そしてボルシアの『ポリバレント』キング、コウ・イタクラに注意しなければならない」として、上位同士による対戦を見通している。

 クラブにとって、すでに欠くことのできない存在となったことが伝わる今回のトピック。25歳は新天地でもその実力を十二分に発揮し、躍進の原動力となっている。

構成●THE DIGEST編集部
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