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海外サッカー

久保建英の新たな相棒は!? ソシエダ主軸FWの電撃移籍で後釜候補に多くの名手が浮上! 移籍市場最終日でのサプライズも?

THE DIGEST編集部

2022.08.26

チームにとって不可欠な存在になりつつある久保。FWの新パートナー探しの行方が気になるところ。(C) Getty Images

チームにとって不可欠な存在になりつつある久保。FWの新パートナー探しの行方が気になるところ。(C) Getty Images

 レアル・ソシエダのスウェーデン代表FWアレクサンドル・イサクが、プレミアリーグのニューカッスルに移籍することを、複数の地元メディアが報じた。

 その移籍金額は7000万ユーロ(約95億円)で、さらにインセンティブとして500万ユーロ(約7億円)が後に加わることになるという。これは、今夏の移籍市場ではモナコからレアル・マドリーに移籍したオーレリアン・チュアメニの8000万ユーロ(約110億円)、ベンフィカからリバプールに加入したダルウィン・ヌニェスの7500万ユーロ(約100億円)に次ぐ3番目のビッグディールであり、マドリーからマンチェスター・ユナイテッドに移ったカゼミーロと並ぶものである。

【ハイライト動画】久保建英のボール奪取から同点弾ゲットも…バルサが圧巻の4ゴールで勝利!
 ソシエダの歴代移籍(放出)においてもトップの数字であり、アントワーヌ・グリーズマンが2014年にアトレティコ・マドリーに移籍した際の3000万ユーロ(約41億円)と2019年のバルセロナ行きの際にアトレティコに支払われた移籍金の20%を足した計5400万ユーロ(約73億円)と比べても、大きな金額差がある。ちなみに、これに続くのは2018年にアスレティック・ビルバオに移籍したイニゴ・マルティネスと、2013年にマドリーに引き抜かれたアシエル・イジャラメンディの3200万ユーロ(約44億円)である。

 バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』によれば、この移籍は電撃的に決定したものであり、イサクはソシエダのチームメイトたちに別れを告げる暇もなく、イングランドに移動することになったということだが、それだけソシエダにとっても、この巨額でのオファーは受け入れざるを得ないものだったということだろう。

 ただ、ラジオ局『ONDA CERO』が指摘しているように、ソシエダはカルロス・フェルナンデスが負傷で復帰まで2か月を要すると見られており、今回のイサクの放出によって、起用できるCFはBチーム所属の19歳、ジョン・カリカブルしかいない状況であり、補強は急務となる。

 移籍市場は9月1日(22時59分まで)と残り時間は少なく、必然的に現在、チームとの契約が切れてフリーランスとなっている選手が補強対象の候補になると見られている中で、最も話題となっているのが、今なおサン・セバスティアンのファンの間で高い人気を誇るグリーズマンだ。サッカー専門サイト『El Desmarque』によれば、ラ・レアルでは、前述のC・フェルナンデスが負傷した際、昨季アトレティコで良いシーズンを送れなかったバルサからのレンタル選手を1年間借り受ける案が浮上したという。

 しかし、それは時間の経過とともにオプションとしては優先順位が低くなり、今でも可能性は残しているものの、ほとんど不可能だと考えられているという。
 
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