専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
日本代表

「ミトマは常に脅威だ」“大暴れ”の三笘薫に賛辞の嵐! 元英代表FWリネカーらが日本語も用いてベタ褒め!「素晴らしい選手」

THE DIGEST編集部

2022.11.07

イングランド・サッカーの酸いも甘いも知るリネカー(左)。そんな名ストライカーが三笘(右)を絶賛した。(C)Getty Images

イングランド・サッカーの酸いも甘いも知るリネカー(左)。そんな名ストライカーが三笘(右)を絶賛した。(C)Getty Images

 日本が誇るドリブラーが、特大のインパクトを“サッカーの母国”に残した。

 現地時間11月5日に開催されたプレミアリーグの第15節で、敵地でウォルバーハンプトンと対戦したブライトンは3-2でシーソーゲームに勝利。順位もヨーロッパリーグ圏内とする6位に浮上した。

 激しい打ち合いのなかで出色のパフォーマンスを披露したのが、ブライトンの三笘薫だ。4-2-3-1の左サイドハーフでスタメン起用された25歳は、自身のプレミア初ゴールを含む2ゴールに絡む活躍を見せ、チームが選ぶマン・オブ・ザ・マッチにも堂々と選出されたのである。

 この日の三笘は試合開始早々から違いを生み出した。10分に左サイドから絶妙なアウトサイドパスを供給すると、これが元イングランド代表MFアダム・ララーナの先制弾の起点となった。

 さらに三笘はチームが1-2と逆転されて迎えた44分にララーナが右サイドから上げたクロスに打点の高いヘッドで合わせて同点をゲット。そして前半アディショナルタイムにはロングボールに反応して敵陣を切り裂くと、後手に回った相手SBネウソン・セメドのファウルを誘発。これでポルトガル代表SBは一発退場となった。
 
 後半に入っても三笘の勢いは続いた。幾度となく見せた積極果敢な仕掛けで相手守備陣の手を焼かすと、83分には左サイドをえぐってから折り返しのパスを敵エリア内に供給。これがパスカル・グロスの勝ち越し弾に繋がった。

 試合後のフラッシュインタビューでララーナが「彼は素晴らしかった」と絶賛したように、三笘はパス成功率88%というハイアベレージを残した。間違いなくブライトンイレブンの中でも傑出した存在だった。

 ゆえに現地識者の評価もうなぎ上りだ。英公共放送『BBC』の人気ハイライト番組『Match of the Day』に出演した元イングランド代表FWのガリー・リネカーは「大変素晴らしいサッカーの選手です」というカタコトの日本語を交えて、こう称えた。

「ニューフェイスのミトマが、新鮮な印象を与えてくれた。ワールドカップでは日本代表として堂々とプレーする彼を我々は見ることができるだろうね」
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号