英サポーターの試合後の行動に批判の声が上がっている。

　現地時間11月25日、カタール・ワールドカップ（W杯）でイングランドは、決勝トーナメント進出をかけてアメリカと対戦。序盤から主導権を握り幾度も仕掛けたが、相手の強固なディフェンスに阻まれ、０-０のドローで終わった。

　勝てば決勝トーナメント進出を確定させられただけに、フットボールの母国のファンは不満を覚えたようだ。英ニュース番組『First Edition』は、「結果に苛立ったロンドンのファンが飲み物を投げ始めた瞬間をみてください」と綴り、ロンドン市内のパブリックビューで観戦したファンの様子をSNSに投稿した。

　動画は、机の上にある飲みかけの飲み物をぶちまけるファンの姿だ。そんな行動をするのは、ひとり、ふたりではなく複数人いる。なかには段ボールを投げ飛ばす人もおり、会場は散らかった状態だ。

【動画】「行儀悪いなあ」ゴミをまき散らす英サポーターの姿をチェック

　この映像に世界中のファンが呆れたようで、「国を汚しチームを汚す群衆をサポーター」「行儀悪いなあ」「これほど恥ずかしいサポーター集団はいないだろう」「文字通り赤ちゃんだ」「片づけてくれる日本人サポーターは居ない模様」などとコメントが寄せられた。
  　ファンと同様に、この様子を見かねたカナダ放送局『CBC Montreal』のジェイ・ターンブル記者は、「ポンチョを着ている人は、イングランドが負けた時に飲み物まみれになる危険を避けるためなの？」と疑問を投げかけた。とあるファンは、「勝てばビールかけもあると思う」と勝っても負けても会場は荒れていたと返答している。

　試合後に“ゴミ拾い”をしてから会場を後にする日本人サポーターが注目されるなかで起きた今回の一件。清掃活動をしないまでも、ファンは公共の場の使い方を改めて考えさせられたようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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