現地12月1日、日本代表はカタール・ワールドカップ（W杯）のグループステージ最終戦でスペイン代表に2-1で勝利。グループE組を首位通過してベスト16に駒を進めた。
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　注目の決勝トーナメント１回戦の相手は、グループF組２位のクロアチア代表。多士済々の強豪国だが、英国のスポーツ専門サイト『Sports Mole』は、興味深い予想を展開している。

　同サイトは、最近の両チームのパフォーマンスやスタッツなど、入手可能な全てのデータを分析。その結果、最も可能性が高いのは41.26%の確率で日本が勝利すると予想した。引き分け（延長戦に突入）の確率は29.6%で、クロアチアの勝利の確率は29.12%という。

　また、日本が勝利する可能性が最も高いスコアは1-0で、その確率は14.25%。次に可能性の高いスコアは2-0 で、その確率は8.36%。次に2-1で、確率は7.81%だという。最も可能性の高い引き分けのスコアは1-1で、その確率は13.32%。クロアチア勝利の場合は、0-1で確率は11.36%だという。

　日本とクロアチアは、過去３度の対戦成績で１勝１敗１分と全くの五分だが、W杯に限ると日本は２戦１分１敗と未勝利。非常に厄介な相手と言える。
  　ともにW杯初出場となった1998年フランス大会で両国はグループステージで同組となり、第２戦で対戦。クロアチアはエースのダボル・シュケルがゴールを奪い、1-0で日本を撃破。その後も彼らの快進撃は続き、同大会では３位に大躍進を果たした。

　２度目の対戦となったのは、2006年のドイツ大会だ。「サッカーの神様」ジーコに率いられた日本は、中田英寿、中村俊輔、小野伸二、高原直泰など黄金世代を擁す最強メンバーで臨むも、お互いゴールを割れずにスコアレスドローに終わっていた。

　そして迎えるＷ杯３度目の顔合わせは、一発勝負の決勝トーナメントだ。ラ・リーガの名門レアル・マドリーで「10番」を背負うMFルカ・モドリッチが健在の今大会のクロアチアは、攻守でチームバランスが取れている。順位ではモロッコの後塵を拝したが、しぶとくグループを勝ち上がってきており、地力は確かだ。

　日本は強豪クロアチアを相手に三度目の正直で、悲願のベスト８進出を果たすのか。運命の決勝トーナメント１回戦は現地12月５日18時（日本時間５日24時）にキックオフを迎える。

構成●THE DIGEST編集部

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