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海外サッカー

「ミトマは甚大な脅威」FA杯で“ほぼゴール”のアシストを決めた三笘薫に英紙では最高評価も! 地元メディアではダイブに苦言

THE DIGEST編集部

2023.01.09

決定機に絡み、アシストも記録した三笘。英国内で注目されるFAカップで存在感をアピールした日本人アタッカーには上々の評価が下されている。(C)Getty Images

決定機に絡み、アシストも記録した三笘。英国内で注目されるFAカップで存在感をアピールした日本人アタッカーには上々の評価が下されている。(C)Getty Images

 現地時間1月7日、ブライトンはFAカップ3回戦で、チャンピオンシップ(英2部)のミドルスブラを5-1で下し、次ラウンド進出を決めた。

 開始8分にソリー・マーチの1対1でのシュートが相手GKにセーブされたところをパスカル・グロスが詰めて先制したブライトンは、13分に追いつかれるも、29分に右からのクロスをファーサイドの三笘薫がダイレクトシュート、これをアダム・ララーナが詰めて勝ち越しに成功。

 58、80分には交代出場を果たしたアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリステルが技ありヒール弾を含む連続ゴール、そして88分にデニス・ウンダフがダメ押しの一撃をゴール左隅に突き刺した。

 イタリア人のロベルト・デ・ゼルピ監督が、先日すい臓がんで亡くなった母国のレジェンド・ストライカー、ジャンルカ・ヴィアッリに捧げたこの快勝劇で、FAカップデビューを飾った三笘は、公式戦4試合連続の先発出場。64分までプレーして今季公式戦2つ目のアシストを記録している。
 
 英スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は、「アウェーのブライトンは力強く試合のスタートを切り、左サイドではミトマがグロスとの連係でミドルスブラを“威嚇”するのが目立った」と日本人アタッカーのプレーに言及。さらに英国公共放送『BBC』も「印象的なプレーを見せていたミトマの“努力”(ボレーシュート)によって、ボールはゴールに向かっていたが、ララーナが軌道を微調整した」と伝えた。

 ララーナが触らなくてもゴールラインを割っていたと見るメディアが多いなか、日刊紙『Daily Mail』は「ミトマは自らゴールを決めるチャンスを得たが、地面に叩きつけるシュートを放つのが精一杯だった」と報道。ただ、64分間のプレーに対しては高評価を下しており、10点満点の採点では「8」のマク・アリステルに次ぐ2位タイの「7.5」としている。

 対して、『The Northern Echo』紙はマン・オブ・ザ・マッチに選定したマーチに並ぶ最高点の「8」を、マク・アリステルの他、三笘にも付与。さらに『The Guardian』紙は「ミドルスブラにとっては速すぎて巧妙だった」ブライトンにおける三笘のプレーを、「(相手チームにとっての)危険」と表現した。
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