現地時間8月28日に行なわれたラ・リーガ第3節で、レアル・ソシエダはアラベスに1-2で敗れ、早くも今季2つ目の黒星を喫している。
本拠地レアレ・アレナでの一戦、29分にキャプテンのミケル・オジャルサバルが相手選手の足を踏みつけたとして一発退場を受けるという大きな痛手を負ったソシエダ。それでも、その3分後にセルヒオ・ゴメスの左からのクロスをブライス・メンデスが合わせて先制点を奪ったが、数的不利の状況でしばしばアラベスにチャンスを与えると、前半アディショナルタイム5分に追いつかれ、77分には逆転を許して、これを挽回することはできなかった。
ホーム連敗のソシエダにおいて、久保建英は2戦ぶりのスタメン復帰を果たし、右ウイングとして前述の先制場面では、多くの相手選手に寄せられながらも敵陣をドリブルで突き進み、マルティン・スビメンディに繋ぐことでゴールに関与。90分を通しては、ボールタッチ54回(全体4位)、シュート1回(枠外)、パス32回(成功22回)、キーパス1回、ドリブル3回、タックル3回(成功2回)、ボールロスト2回というスタッツを記録している。
現地メディアの評価では、マドリードのスポーツ紙『MARCA』が3点満点の採点で多くのチームメイト同様に「1」と厳しく、そのプレーについては「ラ・レアルは予想通り、試合開始から優勢に立ち、最初の決定機を迎えるのに4分も要さなかった。ゴメスからの素晴らしいバックパスを受けての久保のフィニッシュは惜しかった」「久保の非常に悪いシュート。彼は絶好のチャンスを得るも、ペナルティーエリア内で大きく外してしまった」と、序盤の逸機に言及している。
一方の『as』紙は採点で「2」を与え、個別評価では「前節(エスパニョール戦)は控えだったことに怒っていたが、今回は2試合連続となる得点のチャンスを逃したことに怒るべきだ。彼は調子が良くなかったが、決して隠れることはなく、常に挑戦し続けた。プレーは良くなかったものの、それでもソシエダで最も試合を動かせる選手だ」と、こちらは比較的ポジティブな内容となった。
続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「圧倒的な存在感」と久保のプレーを表現し、「怒りを示した彼は、さらに素晴らしかった。ソシエダは久保の魔法に頼って、オジャルサバルの退場後に反撃を披露。彼は先制点の場面で素晴らしいプレーを披露したり、シェラルド・ベッカーへ素晴らしいパスを送ったりするなど、これ以上は何もできないほどに全力を尽くした」と称賛している。
ソシエダの地元バスクの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「チュリウルディン(ソシエダの愛称)のベストプレーは、オジャルサバル退場後の32分に訪れた。久保が巧みにボールを運び、パスを受けたゴメスが2タッチで素晴らしいクロスをブライスの足元に送ってゴールが決まった」と、ホームチームの先制場面を伝えた。
また、10点満点の採点では同点PKを献上してしまったイゴール・スベルディア(採点2)を除けば最低タイとなる「4」を背番号14に付与し、「良いことも、そうでないことも、色々あった。彼は決して隠れない。この日本人選手は多くのプレーに関与したが、最初の絶好の位置からのシュートを外したように、この試合では決定力を欠いていた」と、久保の90分間を総括している。
最後にサッカー専門サイト『El Desmarque』は、「この日本人攻撃手は試合中、ほとんどその姿が見えず、アラベスの守備陣にしっかりと抑えられていた」とネガティブに振り返り、こちらも採点では及第点に及ばない「5」とした。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】久保建英、フル出場で先制ゴールの起点に! 3節アラベス戦のハイライトをチェック
本拠地レアレ・アレナでの一戦、29分にキャプテンのミケル・オジャルサバルが相手選手の足を踏みつけたとして一発退場を受けるという大きな痛手を負ったソシエダ。それでも、その3分後にセルヒオ・ゴメスの左からのクロスをブライス・メンデスが合わせて先制点を奪ったが、数的不利の状況でしばしばアラベスにチャンスを与えると、前半アディショナルタイム5分に追いつかれ、77分には逆転を許して、これを挽回することはできなかった。
ホーム連敗のソシエダにおいて、久保建英は2戦ぶりのスタメン復帰を果たし、右ウイングとして前述の先制場面では、多くの相手選手に寄せられながらも敵陣をドリブルで突き進み、マルティン・スビメンディに繋ぐことでゴールに関与。90分を通しては、ボールタッチ54回(全体4位)、シュート1回(枠外)、パス32回(成功22回)、キーパス1回、ドリブル3回、タックル3回(成功2回)、ボールロスト2回というスタッツを記録している。
現地メディアの評価では、マドリードのスポーツ紙『MARCA』が3点満点の採点で多くのチームメイト同様に「1」と厳しく、そのプレーについては「ラ・レアルは予想通り、試合開始から優勢に立ち、最初の決定機を迎えるのに4分も要さなかった。ゴメスからの素晴らしいバックパスを受けての久保のフィニッシュは惜しかった」「久保の非常に悪いシュート。彼は絶好のチャンスを得るも、ペナルティーエリア内で大きく外してしまった」と、序盤の逸機に言及している。
一方の『as』紙は採点で「2」を与え、個別評価では「前節(エスパニョール戦)は控えだったことに怒っていたが、今回は2試合連続となる得点のチャンスを逃したことに怒るべきだ。彼は調子が良くなかったが、決して隠れることはなく、常に挑戦し続けた。プレーは良くなかったものの、それでもソシエダで最も試合を動かせる選手だ」と、こちらは比較的ポジティブな内容となった。
続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「圧倒的な存在感」と久保のプレーを表現し、「怒りを示した彼は、さらに素晴らしかった。ソシエダは久保の魔法に頼って、オジャルサバルの退場後に反撃を披露。彼は先制点の場面で素晴らしいプレーを披露したり、シェラルド・ベッカーへ素晴らしいパスを送ったりするなど、これ以上は何もできないほどに全力を尽くした」と称賛している。
ソシエダの地元バスクの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「チュリウルディン(ソシエダの愛称)のベストプレーは、オジャルサバル退場後の32分に訪れた。久保が巧みにボールを運び、パスを受けたゴメスが2タッチで素晴らしいクロスをブライスの足元に送ってゴールが決まった」と、ホームチームの先制場面を伝えた。
また、10点満点の採点では同点PKを献上してしまったイゴール・スベルディア(採点2)を除けば最低タイとなる「4」を背番号14に付与し、「良いことも、そうでないことも、色々あった。彼は決して隠れない。この日本人選手は多くのプレーに関与したが、最初の絶好の位置からのシュートを外したように、この試合では決定力を欠いていた」と、久保の90分間を総括している。
最後にサッカー専門サイト『El Desmarque』は、「この日本人攻撃手は試合中、ほとんどその姿が見えず、アラベスの守備陣にしっかりと抑えられていた」とネガティブに振り返り、こちらも採点では及第点に及ばない「5」とした。
構成●THE DIGEST編集部
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