日本代表は10月15日に行なわれた北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第４節で、オーストラリア代表とホームで対戦。１－１で引き分けた。

　この一戦で10日のサウジアラビア戦にフル出場した遠藤航が、体調不良でメンバー外に。３－４－２－１の２ボランチは、守田英正と田中碧がコンビを組んだ。

　遠藤が所属するリバプールの専門メディア『LIVERPOOL.COM』は、日本代表キャプテンの欠場に注目。現地20日に行なわれるプレミアリーグ第８節のチェルシー戦を前に、次のように伝えている。

「体調万全でもアルネ・スロット監督はエンドウに先発を任せる可能性は低いが、（負傷離脱中の）ハービー・エリオットがまだ回復途上にあるため、中盤の選手が再び欠場するのは懸念される」
【動画】オーストラリア戦で左サイドを崩した中村敬斗が同点のオウンゴールを誘発！ 　昨夏の移籍市場でリバプールに加入した遠藤は、昨シーズンにハイパフォーマンスを披露。今季も活躍が期待されていたなか、アルネ・スロット監督が新たに就任したことで出場機会が激減。指揮官と同郷のライアン・フラーフェンベルフに定位置を奪われ、ここまでベンチスタートが続いている。

　同メディアは遠藤の現状について「チェルシー戦で彼が欠場しても、アルネ・スロット監督はこれまでホールディング役としてフラーフェンベルフに頼ってきたので、大きな打撃にはならないだろう」と報道。そのうえで、プレミアやチャンピオンズリーグなど過密なスケジュールを戦い抜くチームの真意を汲み取る。

「しかし、（中盤の）選択肢が少なくなり始めているので、リバプールは日本がキャプテンを欠場させる決定が予防措置に過ぎないことを願っているだろう」

　チェルシーとのビッグマッチで、遠藤の元気な姿は見られるか。

構成●THE DIGEST編集部

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