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海外サッカー

「本物の上質さを感じさせるプレー」古橋亨梧のループ弾を現地紙が絶賛! 今季6点目の美弾に賛辞止まず「長く記憶に残るゴール」

THE DIGEST編集部

2024.12.09

古橋が記憶に残るビューティフルゴールを決めた。(C) Getty Images

古橋が記憶に残るビューティフルゴールを決めた。(C) Getty Images

 セルティックは現地時間12月7日に行なわれたスコットランド・プレミアシップ第16節でハイバーニアンを3-0で下して連勝を7に伸ばすとともに無敗を持続したが、このホームゲームで古橋亨梧がダメ押しの3点目を決めている。

【動画】古橋亨梧がテクニカルなファインゴール! ハイバーニアン戦ハイライト
 開始5分でアルネ・エンゲルスがクロスにダイレクトで合わせて先制し、さらに54分にはアウェーチームのオウンゴールで加点したセルティックは、終盤の84分、67分から交代出場していた古橋が縦パスで抜け出し、角度のない位置からダイレクトで浮かせて相手GKをかわす技巧的なシュートで自身3試合ぶり、今季6点目を記録して、リーグ得点ランキングの首位に並んだ。

 クラブはSNSで「見事なファーストタッチ」と古橋のダイレクトシュートを称賛し、公式サイトでも「セルティックの3点目は、見事なゴールだった。ジェームズ・フォレストが巧みにボールを通し、それを受けたキョウゴが素早く足元を調整してフィニッシュの体勢を整えた。そして、GKジョーダン・スミスの頭上を鮮やかに越えるループシュートを決め、試合を決定づけるとともに、貴重な勝点3を確保した」と伝えている。

 現地メディアの報道では、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』が「古橋は10ヤードの距離から冷静にGKスミスの頭上を越えるループシュートを決めた」とレポート。また、敵将デイビッド・グレイが自チームの決定力不足を指摘する上で「キョウゴはGKとの1対1のチャンスを得ると、確実にネットを揺らした。一方で我々は、3、4回も1対1のチャンスがありながら、それを活かせなかった」と、古橋を引き合いに出したコメントを紹介した。

 一方、英国公共放送「BBC」は「日本人ストライカーはパスを受けると、その流れるような動きでボールを巧みにコントロールしてループシュート。古橋はその非凡なフィニッシュ力を見せつけ、国内のDFたちに恐れられる理由を証明した」と、交代出場でしっかり仕事を果たした背番号8をポジティブに評している。

 日刊紙では、『THE SCOTSMAN』紙が「古橋がゴールを決めてスコアに華を添えた」として、10点満点の採点では及第点の「6」を付与。『THE SCOTTISH Sun』紙は、「この日、セルティックが唯一見せた本物の上質さを感じさせるプレー。フォレストが絶妙なパスを通すと、途中出場の古橋がボールを足の間で流し、歩調を少し緩めてGKスミスを倒し、その上でゴールの上段にボールを浮かせて決めた。雑な試合の中で生まれた見事なゴールだった」との賛辞を贈った。

 そして、セルティックのクラブ専門サイト『67 HAIL HAIL』は「7」の高採点を与え、「アダム・イダに代わって途中出場した古橋は、この日のセルティックの3点目を見事な形で決めた。その素晴らしいゴールは、長く記憶に残ることだろう」と、寸評でも高い評価を下している。

構成●THE DIGEST編集部
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