イタリア・セリエAのパルマは、現地時間1月5日に行なわれた第19節のアウェーマッチで、トリノ相手に0-0と引き分けたが、この一戦ではGK鈴木彩艶が好守を連発して勝点奪取に大貢献してみせた。
自身の苗字と同じ日本企業をスポンサーとするホームチームと対峙した日本代表守護神は、90分間で4回のダイビングセーブを披露したが、そのうち3回は決定的なものであり、その反応と俊敏性でゴール期待値「1.80」というシュートを全て封じている(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
リーグは「パルマの勝点獲得に幾つかのビッグセーブで貢献した」(公式SNSより)として、彼を「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」にも選定。一方、クラブはSNSで、鈴木の好守に「スーパースズキ! なんというセーブだ」「このセーブを説明する言葉がない」と感嘆し、「この男は本当に良いGKだ」「(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)受賞に相応しい」と賛辞を贈った。
ファビオ・ペッキア監督からも「前半の序盤、トリノは我々を追い詰め、幾つかのチャンスを創り出したが、そこではザイオンが素晴らしいプレーを見せてくれた」と褒め称えられた守護神に対しては、現地メディアも軒並み高評価を下しており、日刊紙『CORRIERE DELLA SERA』は以下のように報じている。
「トリノは多くのチャンスを創り出したが、ゴールを奪えず。一方、パルマは望んでいた勝点1を持ち帰ることができた。彼らは、驚異的な活躍を見せた鈴木に感謝すべきだろう。前半、日本人GKはチェ・アダムスのシュートを2度にわたり阻止。至近距離からのヘッド弾に対する反射的なセーブ、続くエリア内でのボレーシュートを見事に防いだ。さらに、試合終了間際、カロル・リネッティの強烈な右足シュートを止めた場面は、ほとんど奇跡的と言っても過言ではない」
オンライン新聞の『PARMA TODAY』は、10点満点の採点で他のチームメイトが最高でも「6」止まりのところを、背番号31の守護神には「7.5」を与え、「前半の8分と19分、アダムスに対する決定的なセーブを2度披露してホームチームの攻撃を阻止。非常に素早い反応で相手の攻撃を封じた。エリアを完全に掌握しており、リネッティのシュートに対する驚異的なセーブも光った。今回は最後の瞬間のヒーローは彼だった」と寸評を綴った。
一方、『Vi SPORT』は「この日の鈴木は絶好調であり、エリアの外でも相手選手を心理的に圧倒するほどのパフォーマンスを発揮。アダムスの2本の『ミサイル』を見事に封じ込めた」として、こちらも採点は単独最高となる「7」としている。
サッカー専門サイトでは、『calciomercato』が「アダムスに対して2度、そして試合終盤にリネッティに対しても見事なセーブを披露」、『TUTTO mercato WEB.com』は「後半はほとんど観客のように静かな時間を過ごしたが、前半は完全に主役だった。アダムスとの対決に勝利し、彼のシュートを2度も見事にセーブ。試合終盤にはリネッティのシュートを防ぎ、チームに貴重な勝点1をもたらした」と彼のプレーを総括し、採点はそれぞれ「7.5」「7」を付与した(いずれもチーム単独最高)。
パルマの地元メディア『SPORT PARMA』も「7.5」の最高採点で、「無敵の守護神」と称賛。クラブ専門サイト『FORZA PARMA』はレポート記事において、「スーパーレスポンス」「スーパースズキ」といった表現を用い、また同国の大手スポーツ紙『Gazzetta dello Sport』が「スタイルは最高ではないが効果的」と鈴木を評し、採点「7」でこの試合のベストプレーヤーに選定したことを伝えている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】パルマGK鈴木彩艶、トリノ戦でスーパセーブ連発!
自身の苗字と同じ日本企業をスポンサーとするホームチームと対峙した日本代表守護神は、90分間で4回のダイビングセーブを披露したが、そのうち3回は決定的なものであり、その反応と俊敏性でゴール期待値「1.80」というシュートを全て封じている(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
リーグは「パルマの勝点獲得に幾つかのビッグセーブで貢献した」(公式SNSより)として、彼を「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」にも選定。一方、クラブはSNSで、鈴木の好守に「スーパースズキ! なんというセーブだ」「このセーブを説明する言葉がない」と感嘆し、「この男は本当に良いGKだ」「(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)受賞に相応しい」と賛辞を贈った。
ファビオ・ペッキア監督からも「前半の序盤、トリノは我々を追い詰め、幾つかのチャンスを創り出したが、そこではザイオンが素晴らしいプレーを見せてくれた」と褒め称えられた守護神に対しては、現地メディアも軒並み高評価を下しており、日刊紙『CORRIERE DELLA SERA』は以下のように報じている。
「トリノは多くのチャンスを創り出したが、ゴールを奪えず。一方、パルマは望んでいた勝点1を持ち帰ることができた。彼らは、驚異的な活躍を見せた鈴木に感謝すべきだろう。前半、日本人GKはチェ・アダムスのシュートを2度にわたり阻止。至近距離からのヘッド弾に対する反射的なセーブ、続くエリア内でのボレーシュートを見事に防いだ。さらに、試合終了間際、カロル・リネッティの強烈な右足シュートを止めた場面は、ほとんど奇跡的と言っても過言ではない」
オンライン新聞の『PARMA TODAY』は、10点満点の採点で他のチームメイトが最高でも「6」止まりのところを、背番号31の守護神には「7.5」を与え、「前半の8分と19分、アダムスに対する決定的なセーブを2度披露してホームチームの攻撃を阻止。非常に素早い反応で相手の攻撃を封じた。エリアを完全に掌握しており、リネッティのシュートに対する驚異的なセーブも光った。今回は最後の瞬間のヒーローは彼だった」と寸評を綴った。
一方、『Vi SPORT』は「この日の鈴木は絶好調であり、エリアの外でも相手選手を心理的に圧倒するほどのパフォーマンスを発揮。アダムスの2本の『ミサイル』を見事に封じ込めた」として、こちらも採点は単独最高となる「7」としている。
サッカー専門サイトでは、『calciomercato』が「アダムスに対して2度、そして試合終盤にリネッティに対しても見事なセーブを披露」、『TUTTO mercato WEB.com』は「後半はほとんど観客のように静かな時間を過ごしたが、前半は完全に主役だった。アダムスとの対決に勝利し、彼のシュートを2度も見事にセーブ。試合終盤にはリネッティのシュートを防ぎ、チームに貴重な勝点1をもたらした」と彼のプレーを総括し、採点はそれぞれ「7.5」「7」を付与した(いずれもチーム単独最高)。
パルマの地元メディア『SPORT PARMA』も「7.5」の最高採点で、「無敵の守護神」と称賛。クラブ専門サイト『FORZA PARMA』はレポート記事において、「スーパーレスポンス」「スーパースズキ」といった表現を用い、また同国の大手スポーツ紙『Gazzetta dello Sport』が「スタイルは最高ではないが効果的」と鈴木を評し、採点「7」でこの試合のベストプレーヤーに選定したことを伝えている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】パルマGK鈴木彩艶、トリノ戦でスーパセーブ連発!
関連記事
- 「途中出場で試合の流れを変えた」 久保建英、2025年初戦は交代出場からの好パフォーマンスで現地メディア賛辞!「相手は勝ち目がないことを悟った」
- 三笘薫の2戦連続スタメン落ちに「ベンチに置いた判断には疑問が残る」と現地メディアはネガティブ反応! 約30分間のプレーには「素晴らしい」と賛辞
- 遠藤航、ミランやフラムらが興味とのスペインメディア報道も、移籍に関するリバプール関係者のコメントは「全くない」と英メディア。「チームに留める価値は十分にある」と指摘も
- アーセナルはサカの代役探し、マンCはスビメンディ獲得に全力!? プレミアリーグ勢の戦力的な「1月中に解決すべき問題」を英紙が指摘
- 「非常に頼もしい存在感を発揮」遠藤航、今季最長プレー時間のウェストハム戦で現地メディア賛辞!一方で「出場から数秒でFKを与えた」との指摘も